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  1年間の出費を振り返るだけ!
    ズボラな私の家計管理術



  2012/12/20 7:00



簡単やりくり術

結婚して10年、子どもは2人の専業主婦。 そんな私ですが、家計を管理することに関しては失敗続きで、せっかくの貯蓄に手を出してしまうことも多々……。 それでもここ数年、ようやく貯蓄を増やすことができるようになりました。 私が実践している貯蓄法をここでご紹介します。


■ ズボラな私の家計管理術

◎ 1.通帳を開いて一年間の出費を確認する。
家計簿が続かない私も、預金をおろす時に通帳にメモを取るようにはしていました。 取引額の横に 「旅行代」 「自動車税」 「子どものクリスマスプレゼント」 と一言書いておくのです。 そして見返すと、大体一年間のお金の流れがわかります。 一年間でまず、出費が決まっているお金を書き出しておきます。 車検代など、数年に一度発生するお金も忘れず記録しておいてください。

◎ 2.通帳で一年間の収入を確認する。
次は逆に収入の方を書き出します。 給料、ボーナス、手当などです。

◎ 3.収入から、決まった支出を差し引き、12で割る。
一年間の収入から、一年間の支出のうち決まって払わなければならない支出を差し引きします。 住宅ローン、保険、給食費などです。 さらに、通信費、電気代など変動のあるものを、昨年度の数字を気持ち割増して引いていきます。 自分でATMなどで下ろしたお金や流動費は含みません。 そしてその数字を12で割ります。 それが、月々自由になるお金です。

◎ 5.月々のお金のうち、無理のない範囲でまず「先取り貯蓄」する。
余った分を貯蓄する方法では、つい使いすぎてしまっていたような私でも、先取り貯蓄なら楽チンです。 我が家は夫に天引きの手続きをしてもらい、簡単におろせない口座に積み立てています。

◎ 6.残りのお金を、生活費と予備費に分ける。
予備費は、予想外の出費やイベント関係の出費に当てます。 予備費は通帳に残しておき、残りは生活費として給料日に全額引き出します。 基本、月にその一回しか引き出さず、手持ちのお金だけで一月回します。

予備費はイベントで使ったら記録しておき、残額を覚えておきます。 それでも予備費には極力手をつけず手持ちの生活費で乗り切れるように食費等で調整します。

◎ 7.スマホアプリで家計簿をつける
ずっと家計簿なしで上記の方法を使っていた筆者ですが、貯まるようになると面白く、ここへきてやっと家計簿に手を出してみました。 アプリで管理すると、計算を勝手にしてくれて収支も合うし、費目ごとにグラフを作ってくれるので節約に力が入ります。

また、近い未来の支出も記録できるので忘れないうちに書いておくと予想外の出費が減り、予備費に手を出しにくくなります。予備費の余った分は外食したり、貯めて旅行資金にしたりと楽しめ ます。


■ おわりに

こんな風に、家計管理に失敗が多かった私も

  ・年間のお金の出入りを把握する
  ・逆算して生活費を割り出す
  ・スマホアプリの家計簿を使う

ことで簡単にお金の流れに乗れるようになりました。 この方法のメリットは、

  ・予定外の出費に慌てない
  ・収入に見合った生活ができる

ことににあります。 これならできそう! と思ってもらえた方、是非試してみてくださいね。


(著:nanapiユーザー・あずきなこ 編集:nanapi編集部 写真:abrAsus の「小さい財布」 by yto from Flickr)





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  2012/12/20 7:00 更新


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