【ＪＡＸＡ】ホットトピックス発表！
2010年11月16日 更新
【 ＪＡＸＡ｜ホームページより 】
【 ＪＡＸＡ｜ホームページより 】
はやぶさカプセル内の微粒子が
小惑星イトカワ由来のものと判明
宇宙航空研究開発機構（JAXA）は、はやぶさ搭載の帰還カプセルにより持ち帰られた微粒子をSEM（走査型電子顕微鏡）にて観察および分析した結果、1,500個程度の微粒子を岩石質と同定いたしました。更にその分析結果を検討したところ、微粒子の鉱物の成分比率が隕石の特徴と一致し、地球上の岩石と合わないことから、そのほぼ全てが地球外物質であり、小惑星イトカワ由来であると判断するに至りました。
採集された微粒子のほとんどは、サイズが10ミクロン以下の極微粒子であるため取扱技術について特別なスキルと技術が必要な状況です。
JAXAは、初期分析（より詳細な分析）のために必要な取扱技術と関連装置の準備を進めています。
さらに、世界初の快挙として世界の研究者から注目を集めている。
※ホームページでは、写真と伴に公開されています。
今年の夏
毎年恒例開催
【
ＪＡＸＡ 宇宙科学研究所（相模原キャンパス）】特別一般公開 リベンジ！の写真など公開していませんでしたね
ＪＡＸＡ 宇宙科学研究所（相模原キャンパス）Ⅱ
ＪＡＸＡ 宇宙科学研究所（相模原キャンパス）Ⅴ
現在、実証実験中で世界で初めて成功した【太陽風宇宙帆船：イカロス君の太陽からの風を受ける宇宙帆船の帆の実物】
いま、太陽風帆船イカロスは実験を繰り返しながら金星へ向けて宇宙を旅をしています。
つぎは、以前にも紹介した実証実験中の『再使用型ロケットの実物』
つぎも以前紹介しました、
小惑星探査機『はやぶさ』やその他複数の衛星を打ち上げた
Ｍ‐Ⅴ‐Ｒ（ミュー・ファイブ・ロケット）部品の一部とロケットの先部分（フェアリング）部分の実物
地球へ
小惑星イトカワのサンプルが入ったカプセルを放出し、ＪＡＸＡ職員がオーストラリアの沙漠から持ち帰ったカプセルを分析するために持ち込んだ、日本で唯一のキュレーションセンターがある施設。
〔わが国のキュレーション施設（PDF） 〕
（クリーンルームという特別な部屋の中にキュレーション装置という世界に一台しかない特別な機械が備えられた施設）
今回の一般公開では非公開とされていて、厳重に警備され近づく事も出来ませんでした。
今日の発表のように、人類で初めて（アポロ計画を除いて）小惑星から持ち帰ったサンプルがあるのですから。