ロサンゼルス郡ではカウンティー内の中学、高校対抗のモックトライアル、模擬裁判というのがあり、
生徒たちがそれぞれ検察官、弁護人、証人などと役をして与えられた刑事事件を法廷で争うのです。
課外活動の一つなのですが、仲良しのお友達が何人か参加したからかみーゆも参加。
アメリカの裁判は基本TVカメラが入らないので、
裁判の様子をコートルーム・アーティストが絵を描いて記録するんです。
絵を描くのが好きなみーゆはそれを志願しました。
役のある子たちは週二回練習があるのですが、アーティストとジャーナリストは参加は強制ではないのですが、
みーゆはほとんど毎回お友達の練習を見学してました。
そして模擬裁判当日。
本来なら実際に郡の裁判所で行われるのですが、今年は(も)コロナの影響で学校ごとにzoomで対決。
選出は後日なのですが、終わって家に帰ってきたみーゆはガッカリしてて、
なんでも背景に時間をかけ過ぎて絵を完成させられなかったそう。
みーゆの他に同じ学校から三人アーティストがいたのですが、
多分その子たちの作品が素晴らしく、どうやらそれらと比べて見劣りしたように感じたみたい。
でもみーゆがベストを尽くしたことはわかってたから、いいんだよ、参加してやり遂げたことに意義があるんだから、ダディーと励まして。
そのあとも2日ぐらい後悔してたみーゆでしたが。
それが11月初めの頃でした。
そして昨日のこと。
金曜日には学校全体での朝礼があるのですが、
その時先生からみーゆとその他に四人ぐらいの子が壇上に上がるように言われて、
なんのこっちゃろな?と思ったみーゆ。
そしたら先生が模擬裁判の話をしはじめて、みーゆの学校はとても良くやったとのこと。
模擬裁判は一カ月ほども前のことだったのですーっかり忘れてたみーゆ。
ああ、そういえば、この壇上のメンバーはアーティストとジャーナリストやった子達だわ、と思い出したそう。
でもなぜこのメンバーだけが上がってるのか謎で思いっきりはてなだったらしい。
次いで先生はコートルーム・アーティスト部門で3位の子の発表をし、そして2位も獲得!
郡全体での順位なのですでにお祭りムード
そして一位は、
なんと、
みーゆだったのですよ〜❣️
もう、キャーーーーー!!!と、女子校なのでね、黄色い歓声が体育館中に響き渡ったそうです
もうびっくらコンだったみーゆ
学校から帰って私とダディーをリビングに集めて話してくれて、私たちもびっくりアンドハッピー❣️
みーゆの学校はこれまでアーティスト部門では2位が最高で、1位は初めてだそう!
というか今回は総ナメの快挙ですがな❗️
ジャーナリスト部門もなんと1位と2位を獲得したそうです。
すごくないですか?
ただのお嬢さん学校ではないのダ!
みーゆは自分が一位だったことに今でも驚いてて、
「ちょ待って、入賞したってことはあの絵がどこかに展示されるってこと?
え〜!!やめて欲しい、だって変だもん〜!」
って言ってます。
親としては、もちろんみーゆの作品が認められたことが嬉しいし、それも一位だなんて天にも昇る感じですが、
その前にみーゆが模擬裁判なんてつまんなそうなことに参加しようと思い行動に移したことがエライと思うのです。
今クラブチームの他にも学校の部活でもバスケのチームに参加して、毎日放課後の練習もして、
家でも自主的にドリブルの練習をして、
学校の宿題そして高校の願書と課題もやる気マンマンなところを垣間見れるのが嬉しいし幸せだなって思います💕
小学校一年の時に、この子は大丈夫だ、私が心配することは何もない!と悟ってから、
自分の勘を信じてやってきて良かった❤️
これから先どうなるかはわかりませんが、
みーゆを信じてやってくだけです。