今日はアメリカは父の日でした。
みなさん良い父の日を過ごされましたか?
そして昨日は今年国家の祝日となったJuneteenth。
これまでは、アメリカ黒人のコミュニティーではこの日を町を上げてお祝いするところや、そうでなくともお互いに「Happy Juneteenth!」と挨拶しあう日で、
私も30年前からJuneteenthは奴隷解放に“関わる”日とは知っていて、家族や親しい人とは挨拶をして敬意を表することはしていましたが、
1863年の奴隷解放宣言後2年もの間そのことを知らずにいたテキサスの奴隷たちがやっとその事実を知り自由を得た日だったとは最近まで知りませんでした。
ましてや、
先ほど書いたコミュニティーのブロックパーティーや挨拶も黒人の間だけのことで(私のように家族がいたりする場合は例外です)、
アメリカ人でも他人種は聞いたこともないという人がほとんどだと思います。
アメリカの人種差別問題は深刻で、Juneteenthを祝日にすることより重要な課題が沢山あるのに、と批判的な声もありますが、
祝日になったことでニュースで話題になったり、マーティン・ルーサー・キング牧師の日のように学校で子供達にこの日に何が起こったか、そしてアメリカの汚点、アメリカが存在する歴史の全てである奴隷制度について子供達が知るきっかけになると思います。
我が家もささやかながらお祝い。Black-owned ビジネスを応援するべく行きつけのBludso’s BBQ
というソウルフードのお店からテイクアウト。
前の晩約1年半ぶりにお友達のおうちにお泊まりしてたみーゆも帰ってきてこれを楽しみにしてました😊
おまけの写真、金曜日ベストフレンドのママにユニバーサルハリウッドに連れてってもらった時のです。
沢山オーダーしたつもりだったけど足りないかも?
Juneteenthの早めのディナーの後、みーゆと父の日のプレゼントを探しに買い物に行きました。
ファッショニスタのダディーは服は自分で選びたい派なので髭剃りの替え刃を見てたんだけどなかった〜!
ネットでオーダーしたのでプレゼントは後日に。
お花も数日前ダディーが私にプレゼントしてくれたチューリップが生き生きしてるのでこれも兼用。
いつもはトレジョだけどお花屋さんのお花です。
チューリップを生けるとこうやってダラ〜ン、となるのがなにげに可愛いと思います。
夕方みーゆのバスケの練習がパサデナで、私も仕事場に行く用事があったのでそれに合わせて日曜日なので誰〜もいない空調も効いてないオフィスで2時間ほど書類の整理。
そしてまたまたソウルフードのディナー。
グリーンズがちょびっとだったのでグリーンビーンズを足しました。
ここのバーベキューはお肉がとっても柔らかくて、
マックアンドチーズなどのサイドオーダーの味付けもとても美味しいです。
グリーンズも味はいいけれど私には少し塩気が強すぎるので私の分はお湯を少しかけて塩出ししてからいただきます。
これを美味しい、美味しい、と言って食べるダディーを見ているとこちらも幸せな気分になります
みーゆが生まれてからは父の日といえばダディーのためにお祝いするマインドになってしまっているけど、私たちが結婚する前の年に亡くなったダディーのお父さんと4年前に亡くなった自分の父にも感謝。
あれからもう4年なんですね。
うちのパパは大きな子供みたいな暴れん坊だったので私はものごころついてからパパとは仲良くできずにいたんです。
三人兄弟の中でも顔や性格も私が一番パパ似でそれも嫌だった。
それでもパパにいっぱい愛されていることは分かってました。
19歳で家を出て22歳でアメリカに来て、大人になるにつれてパパに対する嫌悪感や昔の感情は薄れていき、
でも遠く離れて暮らしてて会えるのは数年に一度の帰省の時ぐらい、そのときさえも私の方から愛情を表現することはあったのだろうか。
もっとしてあげられることがあったよね。でもどう転んでも人間って後悔する生き物なのかも。
Happy Father’s Day, everyday.
❤️❤️❤️