8年目に入って若年性パーキンソン病について考えること
私が病気が発覚したのは42歳になってすぐ。左手だけにふるえの症状が少しずつ出ていたのは38歳ぐらいのときから。気がつくと今49歳。パーキンソン病のお薬を飲み始めてからは丸7年間。眠気とかうつっぽくなるとかの副作用はあったりしたけれどもお薬のレボドパ製剤メネシットを飲まない時期よりは身体、動いているんだよね。そりゃ、病気が発覚する前と比べると全然違うけれども病気発覚前って30代だしね。若いからそりゃ動けるよ。調子が悪い日も時間帯もあるけれどもおおむね薬が効いている時間帯は特に日常動作って困らない。例えば細かい指先の動きもね。レジが最近では普通に打てる。毎日動かすの大事でピアノの練習を思い出す。小指と薬指の動きは毎日動かしていると良くなったもの。若年性パーキンソン病の定義は相変わらず曖昧。だけれども自分自身が来年50歳という歳で感じるのはやっぱり30代、40代前半に罹患するのと40代後半50代になってから罹患するのとでは訳が違うということ。これは進行性で治らないと言われている病気全体に言えると思うけれど。50歳近づいてくると健康な同級生の老化も目に見えてわかるようになる。だんだんなんらかの病気を抱え出す人が多くなる。子育ても成人したり高校入学したりで終盤に近づく。40代の10年間かけて職場では最終的なキャリア形成の前段階まで積み上げる。私が他の薬からはじめて少しずつ増やして1日メネシットを300mgに保っている49歳。もし50歳から罹患していたら迷わず最初からメネシットを服用できただろうな。なんて久しぶりのブログで少し感傷的になった夜です。体調は良くも悪くも安定していてアルバイトも続けることができています普通に日常生活がおくれる、このことだけでも感謝。一回杖になって歩いていた身からしたらね。50代になったらもっと多くを望まないように思います。日常の生活に幸せを感じれる最近の気持ちでした