
「ゴースト・イン・ザ・シェル」観ました。
「ゴースト・イン・ザ・シェル」関連作はこれが初見。
なので楽しく見られました。
でも、原作には
もう少し深いテーマがあるのでは
と感じられるところがいくつかあり、
映画ではあまり掘り下げられてなさそうな雰囲気で
もっと深いところまで描かれていたら面白かったのになーと思いました。
作り込まれた壮大な世界観の割に
妙に薄味なストーリーでなんだかチグハグな印象を受けました。
完璧なバランスで作り上げられたバーチャルなものに囲まれた世界。
生身の人間だけが不完全で脆く、作り物の方が強くて美しい。
ちょっとでもリアルに想像するとゾっとするのですが、
その「ちょっと」の先にある恐ろしさまで描いてくれても良かったような。
だけど莫大な予算と最先端のCG技術をもって作られた世界観は素晴らしかった
邦画だとこうはならなかったんだろうなぁ・・

ただ、細かい設定までは理解できなくてたまに
なところも…。
後からアニメ映画も観たけれど
やっぱりわからないところはわからないままでした。
公安9課が政府の機関なのか、軍隊なのか警察組織なのかも不明で
なぜミラが少佐と呼ばれているのかも不明なままでした。
←アニメ版とそっくりなオープニングシーン↓

公開前から何かと話題だったこの映画。
ホワイトウォッシュだなんだと言われていましたが
スカーレット・ヨハンソン、良かったな~
オープニングやところどころで露わになるスカーレット・ヨハンソンの
カーヴィーなボディーライン
美しかった
人間の型をしているけれど脳みそ以外はロボット、という
人間離れしたマネキンのようなスタイルで、スカーレット・ヨハンソンは適役だと思いました。
スカヨハはネットのバッシングに懲りて
「もう二度と自分と同じ人種以外の役は演じない」と語っているとか

美しいといえば、
クゼの役のマイケル・カルメン・ピット
元々整った顔立ちでしたが、ふっくらとした童顔の丸顔だったのに
この役のために痩せたのかシュっとした美形のイケメンに
クゼの登場シーンは画面が暗い事が多くて最後まで誰だかはっきりわからなくて
エンドロールのクレジットを見て驚きました。
「ハンカ社の最高傑作」と言われ
企業のバックアップがあり常に最新の技術でメンテナンスされるミラに比べ、
アンダーグラウンドの世界で暗躍する旧型の義体を持つクゼは
あちこちがボロボロの継ぎはぎだらけで、継ぎ目も目立つ。
ボロボロの継ぎ目があるクゼの方が不気味さを感じるのだけど
(私たちと見た目は同じなのに、実は違うと可視化できるので)
実際は、私たちとそっくりで
見た目に違和感を感じないミラの方が不気味なんですよね
違和感がない方が恐ろしいことのはずなのに
見えるものに恐怖を感じてしまうのは、
いかに私たちが普段見た目でいろんなことを判別しているか、ということなのでしょうか。

ポスターは中国版が一番好き

