こんにちは杏桃太です自宅にて寝たきりになってしまった親の痰取りは殆ど杏桃太がしているのですが(訪看さんが来る時は勿論、プロですからお任せ)慣れるまでは緊張しましたし、🏥での講習も実際に生身の杏桃太の親に対して練習もするので緊張ハンパなし・・・
でも病院だと何かあった場合(というか、看護師さんが隣に立って指導してくれてるので)安心感はありましたね~
それが いざ自宅に退院して連れ帰るとなった時の緊張・・・凄かったです。
しかも自宅用の簡易式喀痰吸引器の受取と説明を🏥でしていたのですが 退院を目の前にして尿路感染症のため高熱をあげてしまった杏桃太の親
熱が落ち着いてからの退院となるわけですが、それまでは自宅で使う喀痰吸引器を使うことになります。
業者から説明を受けて病室に戻ると杏桃太の親が、顔面蒼白脂汗を流し、目を見開いてガクガクと痙攣状態のように震えている
その場にいた新米看護師(ほかの人の口腔ケアをしていた)に大声で『早く看護師さんたち呼んできてください』と言ったら『はぁ~~い』などと間延びした答え方。ナースステーションで『杏桃太さんの親さんが何か大変だっていって、呼んでほしいって言ってましたぁ~』と言っている。
なんだ!こいつ。あと15年若い杏桃太だったら罵倒してたと思う
すぐベテランの看護師さんが4人くらい走ってきてくれて『ショック状態だ』と言ってベッドのギャッジの設定変更を直ぐさましてくれて吸引、血圧、サーチ、脈などチェックしてくれました
なに、なに、大丈夫なの?意識あるの?と 不安そうな顔で立ち尽くす杏桃太に『大丈夫熱を下げる薬が体に対して少し強くてショック状態起こしたみたいだけど、今落ち着いたから』と説明してくれました。
さすがベテランのおば様(失礼)看護師さんたち・・・説明受けるにしても安心感が違います
のちにその時の解熱剤は親にとっては禁忌薬となりました。そしてあの『はぁ~~い』などと言っていた看護師。
名前もいまだにフルネームで覚えている・・・なんて執念深い、杏桃太なんでしょう・・・
それから数週間後に無事に退院して、杏桃太の喀痰吸引の生活は本格的にスタートしたのであります。
その前に本を買って読みましたが、やっぱり活字で見るのと実際にやってみるのでは違いますよ~
看護師さんに『どうしても喉からだとゴロゴロと残ってる気がする・・・』と相談したら【喉のところに痰だまりする場所がある。】と言われました
痰だまり・・・ハムちゃんとかリスがホッペに食べ物を膨らませている映像が頭に浮かびましたが・・・違うね
痰が喉の脇に残っているそうで、看護師さんが痰取りしても残ることはあると言われました
それにしても看護師によって緊急事態を見逃すかもしれない、というのを実際に目撃した杏桃太でした。