怒鳴り合いも驚いたが、更に驚いたのは〈入浴の順番〉だ。
4階くらいの病院だったが[ストレッチャー浴]の設置がなっていなかったのか説明を受けたのは[シャワー浴]だった。
親が入院してからというもの、排便のあとに温タオルで陰部を拭いてくれるだけで感動したものだが(家族はどうすれば良いか分からないから)、今考えるとボトルにお湯を入れて陰洗とか1日1回が当たり前だったようだ。
(在宅介護になってから1日4、5回は陰洗しているので尿路感染症にもならなくなった)
入院も数か月経過し(倒れたのが1月)、日差しも強くなりだした頃、やっと入浴の順番とやらが回ってきた。
・・・・・ちょっと、数か月経過してるんですけど。
入院して大手術もしていたのに、入浴もさせてくれないわけ?と思った。
でも、やっと、やっとシャワー浴とやらに入れる!と家族で喜んだ。
当日。シャンプーや石けん、ボディソープや柔らかいボディタオルを用意して待ち受けていた。
午前中が終わり、お昼になり午後になった。そして夕方になっても誰も入浴で~す、と呼びに来ない。
何と、予約漏れとやらで今日は入れません、の一言で終わった。
何だってーーーーー!!こんなに楽しみにしてたのにーー!と思った。怒った。激おこ。
結局、うちの親の入浴順番は来週、と言うことになった。
待ちに待った、次の週。
数か月ぶりの[浴]がつく、シャワー浴にいって戻ってきた親は、ツルツルぴかぴかになって戻ってきた。かおの血色も最高によかった。
あの最低な病院は今もそんな感じで、入院患者の清潔さを保つどころか人手が足りないの一言で何か月か何週間に1度だけの入浴プランなのだろうか。
厚生省に指導してほしいくらいである。