親が一番最初に倒れた日、その後も何度も救急車のお世話になりました。

深夜でも駆けつけてくれて有難いのですが、道を1本間違えてバックしてるのを家の中から沈んだ気分でみていた事もありました。

・・・・ロスタイム発生。

この数分で何かあったら、どうすんだよ!と怒りを抑えることもありました。

 

救急隊員だけでは運べないので(隊員に小柄な女性がいて、その人では役に立たない)家族である、杏桃太に一緒に担架を運ぶよう隊員に言われました。

ちょっと、仕事出来ないなら女性隊員連れてくる必要あるのか?と腹の中では思っていた。

 

でも病院にすぐ運んでほしいので、(くそー)と思いつつ運んだ。

そのまま入院となった。

隊員も色んな人が居ます。丁寧に一生懸命こちらを落ち着かせようとしてくれるベテランさん。

こちらも安心して任せられます。

 

まだ日が浅いのか、先輩退院の指導をいちいち聞きながら此方の話を書類に書いてる隊員さん。

 

態度が悪い隊員。こっちが弱い立場だからといって横柄な対応するなよな。

救急車の中でも態度悪い奴・・・こいつ、投書してやろうか!と思うこともありました。

でも自分も親の介護が長くなった分だけ、大人になったのか我慢することも覚えました。

 

最初の頃、救急車に一緒に乗った時の記憶はありません。

自分の親が倒れて意識がないなんて!!あまりにもショックで未だに思い出せない。

救急車の音を聞く度、胸がぎゅーっと苦しくなります。