あなた、ではなく「きみ」

名づけ、ではなく「作戦名」

作者はコピーライターでもある。

そうだとわかっていても引き込まれてワクワクしかないタイトル名。

 

転職すること11回。

私ってどうしてこんなに落ち着かないんだろう。

その時その時悩んで自分なりに選択肢を広げて最善のものを選んだつもり。

だけどどうも自信が萎んでいく感じ。

そんな私に作者がくれた言葉。

 

 

何もやってこなかった人生などない。

 

明確ではないものの、自分の中に意思や思想があり、その場その場で考えながら様々な行動を起こしてきたはずである。しかし、結果的にバラバラなことをやっているように捉えられてしまい、誤解されてしまう。長続きしたことがないのは事実だが、やってきたことだけで判断されるのは心外だし、悔しい。

…あなたの中に「何か」が積み重ねられていることは紛れもない事実である。

(p7)

 

転職するたび職務経歴書を書く。

今までの業務で共通する”何か”を絞りだし、そこから得たもの、これから得たいものを見つけようとしてたことを思い出した。

作者のいう「何か」は私の”何か”とは違っていた。

私の”何か”はまだまだ上辺だけで浅かった。

 

行動単位ではなく、地続きの人生に意識を向ける。

人生で起きるすべての行動を「活動」と捉え直し、その根底に流れている価値観に光を当てることによって、見えない一貫性を見ようとすること。(p45~46)

 

その一貫性を言葉として表現する(名前をつける)ことにより自分自身をこれから先生きていくブレない軸となる。

その言葉こそ「作戦名」である。

 

作戦名が生まれたからといって、その瞬間から何かが劇的に変化するわけではないが、自分でつけた作戦名が自分を支え、自分を奮い立たせる役割と効果を長期にわたって生み出すことになる。(p75)

 

自分の人生に作戦名をつけることは、自分の人生の第二幕を、自らの意思で築いていく決意表明であり、大きな分岐点であると考えている。(p88)

 

両親がつけてくれた名前で33年間を過ごしてきた。

結婚して苗字が変わり、子どもが生まれて名前をつけた。

私にとっては分かりやすい分岐点であり、第二幕突入。

そして子どもにとって第一幕の幕開け。

 

 

新しいスタートラインを引き直す。

 

        それこそが、作戦名をつける最大の成果である。(p93)

 

この本には作戦名を生み出すまでのプロセスも書いてあるがここでは省略。

さて、私の作戦名は何になるのか。

好奇心と少しの打算の赴くままにここまできたけど、あと2か月で40歳。

ここらで自分の軸を決めてみようと思う。

だって、まだまだすべてにおいてこれからだから。

 

最後に。

発想の転換、という言葉を昔父からもらった。

会話の途中で出てきた言葉だったがその時の私(頑固で頭が固い)にはすごく新鮮だった。

その親戚みたいのような言葉を発見した。

 

 

世界を1ミリではなく、1度変えてみる(p216)

 

 

長さではなく向き、距離ではなく方向を変えようとしてみるのだ。

時間を味方につけることで、変化を増幅させることができるのである。(p217)

 

転換までできそうにない時は角度で考えてみる発想。

ビビりな私の性格にはぴったりだ。

ちょっとだけ頭が柔らかくなることを期待。