映画:レスラー をさらにプロレスについて掘り下げる
一時期役者をやっていたレスラー、ロディ・パイパーはこの映画を見て号泣したそうだ。
あまりに身につまされたのだろうか。
アメリカの多くのレスラーは、自分で車を運転して会場に向かう。みなフリーの事業家みたいなもの。
日本よりも試合数が多く、痛み止めとステロイドに頼る。
無事に選手生活を過ごせ、VIPになれるのは一握り。
日本で人気レスラーだったクリス・ベノワは新日本でジュニアとしてライガーと名勝負を繰り広げた。
WCW、そしてWWEに呼ばれ、2m以上、150kg以上の肉体を持つ選手と対等に戦った。
原因は不明だが、40歳で自殺。妻も息子も亡くなった。ステロイドによる影響で錯乱したのではと言われている。
ベノワとほぼ同じ時期に、ライバルとして活躍した名門ゲレロ一家の出身、エディ・ゲレロは2代目ブラックタイガーとして新日本で活躍。
彼もWWEに呼ばれた。
38歳で心臓疾患で死亡。彼も薬品の影響と言われた。
2人とも、日本ではジュニアヘビーのスーパースターだった。
テクニカルな玄人好みスタイルに、キャラクターも演じれる器用さ、パワーもあって、新日本も重宝していた。
さらにアメリカでは超ヘビー級を相手にできた。
まともに無理をどこかで重ねたとしか思えない。
映画の中で、ベテランレスラーが普通の会館のような所で、木製の机にグッズを並べてサイン会を開くシーンがある。
長年のファンと言う人と写真を撮ったり、グッズにサインしたり。
ふと気付くと、まわりのレスラーも、体のあちこちに怪我をしている。
皆、長年の戦いで体はボロボロ。こういったわずかな収入でも生計をたてている。
昔は150万人を沸かせたスターレスラーにそぐわない姿だが、それが実際だ。
また、ハードコアレスリングをこなすシーンが出て来る。
椅子で殴り合うだけじゃない。
有刺鉄線やガラス、蛍光灯、工具や鉄板等を使ってお互いを傷付け合う。ステープラーガンまで使う。
見るからに酷いシーンだ(- -)。
さすがに事情をよく知ってる私も目を背けたい気持ちだ(笑)
実在する団体CZWが出て来る。まだあるんだな(笑)
いや、レスリングできないやつはこうやって人気を集めている。
困った事に、レスリングできるやつもこんな団体にたまに出たりする。
こういったプロレスがあるのもまた事実だ。
今回の映画のミッキーの相手役は全て本物のレスラー。
おかげで本気でプロレスができないといけなかったらしい(笑)
肩、肘、膝を故障。脊椎の第5腰椎が外れ、首が回らなくなり、指も動かなくなった。
壮絶にも程がある。
ミッキーの言葉は凄い説得力がある。
「正直に言うけど、自分の人生の大半をかけてきたボクシングに比べたら、全然レスリングに敬意をはらってこなかったし、小バカにしてた。でもいったんハードルを超えて何か違うものだと気付いたら、レスリングもOKだと思ってみてもいいかなと思ったんだ。エンターテイメントである限りにおいては、リスペクトすべきだと気付いたんだ。レスラーは身体を犠牲にして、観客のアドレナリンを煽っている。ロープから飛び降りるときや、体を打ち付けるとき、彼らの体は悲鳴をあげ、歯がガクガクしているんだ。椅子で殴られる時も、凄く痛い…この映画の撮影が終わった時、本気で嬉しかった(笑)」
つらい話ばかりだが、改善も進みつつある。
日本でもライセンス制度を立ち上げる。これは三沢が亡くなる前からあった。
メキシコでは既にある。
アメリカも変わっていくべきだろう。社会的リスペクトを集めるプロレスにしなくてはいけない。
まだまだ先の長い話ではあるが…
あまりに身につまされたのだろうか。
アメリカの多くのレスラーは、自分で車を運転して会場に向かう。みなフリーの事業家みたいなもの。
日本よりも試合数が多く、痛み止めとステロイドに頼る。
無事に選手生活を過ごせ、VIPになれるのは一握り。
日本で人気レスラーだったクリス・ベノワは新日本でジュニアとしてライガーと名勝負を繰り広げた。
WCW、そしてWWEに呼ばれ、2m以上、150kg以上の肉体を持つ選手と対等に戦った。
原因は不明だが、40歳で自殺。妻も息子も亡くなった。ステロイドによる影響で錯乱したのではと言われている。
ベノワとほぼ同じ時期に、ライバルとして活躍した名門ゲレロ一家の出身、エディ・ゲレロは2代目ブラックタイガーとして新日本で活躍。
彼もWWEに呼ばれた。
38歳で心臓疾患で死亡。彼も薬品の影響と言われた。
2人とも、日本ではジュニアヘビーのスーパースターだった。
テクニカルな玄人好みスタイルに、キャラクターも演じれる器用さ、パワーもあって、新日本も重宝していた。
さらにアメリカでは超ヘビー級を相手にできた。
まともに無理をどこかで重ねたとしか思えない。
映画の中で、ベテランレスラーが普通の会館のような所で、木製の机にグッズを並べてサイン会を開くシーンがある。
長年のファンと言う人と写真を撮ったり、グッズにサインしたり。
ふと気付くと、まわりのレスラーも、体のあちこちに怪我をしている。
皆、長年の戦いで体はボロボロ。こういったわずかな収入でも生計をたてている。
昔は150万人を沸かせたスターレスラーにそぐわない姿だが、それが実際だ。
また、ハードコアレスリングをこなすシーンが出て来る。
椅子で殴り合うだけじゃない。
有刺鉄線やガラス、蛍光灯、工具や鉄板等を使ってお互いを傷付け合う。ステープラーガンまで使う。
見るからに酷いシーンだ(- -)。
さすがに事情をよく知ってる私も目を背けたい気持ちだ(笑)
実在する団体CZWが出て来る。まだあるんだな(笑)
いや、レスリングできないやつはこうやって人気を集めている。
困った事に、レスリングできるやつもこんな団体にたまに出たりする。
こういったプロレスがあるのもまた事実だ。
今回の映画のミッキーの相手役は全て本物のレスラー。
おかげで本気でプロレスができないといけなかったらしい(笑)
肩、肘、膝を故障。脊椎の第5腰椎が外れ、首が回らなくなり、指も動かなくなった。
壮絶にも程がある。
ミッキーの言葉は凄い説得力がある。
「正直に言うけど、自分の人生の大半をかけてきたボクシングに比べたら、全然レスリングに敬意をはらってこなかったし、小バカにしてた。でもいったんハードルを超えて何か違うものだと気付いたら、レスリングもOKだと思ってみてもいいかなと思ったんだ。エンターテイメントである限りにおいては、リスペクトすべきだと気付いたんだ。レスラーは身体を犠牲にして、観客のアドレナリンを煽っている。ロープから飛び降りるときや、体を打ち付けるとき、彼らの体は悲鳴をあげ、歯がガクガクしているんだ。椅子で殴られる時も、凄く痛い…この映画の撮影が終わった時、本気で嬉しかった(笑)」
つらい話ばかりだが、改善も進みつつある。
日本でもライセンス制度を立ち上げる。これは三沢が亡くなる前からあった。
メキシコでは既にある。
アメリカも変わっていくべきだろう。社会的リスペクトを集めるプロレスにしなくてはいけない。
まだまだ先の長い話ではあるが…
映画:レスラー
監督が言っていた、
「真剣にプロレスを撮った映画はまだない。」
との思いで、ずっとミッキーロークを口説いたとか。
予算もミッキー・ローク前提だから、削りに削られたらしい。それでもミッキーが主演じゃないとやらないと言ったそうだ。
…なかなか泣かせるね。
ミッキーもブルース・スプリングスティーンに手紙を書いて、予算がきついからお金を出せないけど、曲を作ってくれと。
ブルースもそれに応えて、曲を作ってくれた!Σ( ̄□ ̄;
いやはや…泣かせるね。
まず、肉体が凄い。今まで役者が真面目にプロレスラーの体にした所なんて見た事なかった。
ソル・ギョングが力道山をやったり、宇梶剛士がやったりしたが、自分が見た限りでは苦笑ものだった。
だが、ミッキーはデニーロもできないだろう事をやった。
あの肉体はレスラー以外では無い。
プロテインも、もしかしたらステロイドも使ったかもしれない。見事なパンプアップだ。
人生をかけるというけど、墜ちに墜ちたミッキーは決死の覚悟だったんだろう。
それは誰が見てもわかるような肉体だ。
もちろんスタントらしい所もない。
いや、確かにプロレスは下手だ(笑)
だが、役者ではやらない攻めや受け。ヘッドシザースまで決める。何よりレスラー特有のムーヴ。見事に表現している。
予想以上に厳しい戦いで、MRIに3回も行ったとか。
試合後の控室で、疲れているが見事に完成された肉厚な背中を、誰があのミッキー・ロークだと思うだろうか。
「ナインハーフ」「エンゼルハート」のセクシー俳優はもういない。
人生を転落した悲哀がにじみ出たプロレスラーそのものだ。
ミッキーの境遇はありきたりだ。
娘がいるが、疎遠。小さい頃に別れたまま。
久々に会うが、娘を捨てた親という意識しかない。
仲のよい女はいるが、ポールダンサーで、単に客とダンサーの関係。
だが、試合で倒れ、再起不能と知ると人生を考え直す。
娘と和解し、女とは近い関係になる。レスラー以外の仕事に励む。
もしかしたら、やり直せるかもしれない。
だが、やはり…
色んな意味で最低なミッキーが戻り、全てをぶち壊す。
どこでも聞く話だ(笑)
ありきたりなのに、あまりに生々しく、物悲しい。
ずっとミッキーの肩越しに抜け出せない生活が映る。どこまでもレスラーのまま。
ミッキーはレスラーだという事実。
最後には、覚悟してレスラーとしての人生を全うする。
その姿が心を打つ。
ゴールデングローブでは主演・主題歌受賞。アカデミーでは主演助演ノミネート。ヴェネチアでは金獅子受賞。英国アカデミーでも主演受賞。
いやはや見事だ。これなら納得。
こんな選択肢、取る必要無いだろう。レスラーになる痛みなんて役者やっていれば必要ないが、最後の最後、誰もリスペクトしない役を肉体を酷使してやり遂げる。
その凄みに沢山の人が感銘を受けたのだろう。
「真剣にプロレスを撮った映画はまだない。」
との思いで、ずっとミッキーロークを口説いたとか。
予算もミッキー・ローク前提だから、削りに削られたらしい。それでもミッキーが主演じゃないとやらないと言ったそうだ。
…なかなか泣かせるね。
ミッキーもブルース・スプリングスティーンに手紙を書いて、予算がきついからお金を出せないけど、曲を作ってくれと。
ブルースもそれに応えて、曲を作ってくれた!Σ( ̄□ ̄;
いやはや…泣かせるね。
まず、肉体が凄い。今まで役者が真面目にプロレスラーの体にした所なんて見た事なかった。
ソル・ギョングが力道山をやったり、宇梶剛士がやったりしたが、自分が見た限りでは苦笑ものだった。
だが、ミッキーはデニーロもできないだろう事をやった。
あの肉体はレスラー以外では無い。
プロテインも、もしかしたらステロイドも使ったかもしれない。見事なパンプアップだ。
人生をかけるというけど、墜ちに墜ちたミッキーは決死の覚悟だったんだろう。
それは誰が見てもわかるような肉体だ。
もちろんスタントらしい所もない。
いや、確かにプロレスは下手だ(笑)
だが、役者ではやらない攻めや受け。ヘッドシザースまで決める。何よりレスラー特有のムーヴ。見事に表現している。
予想以上に厳しい戦いで、MRIに3回も行ったとか。
試合後の控室で、疲れているが見事に完成された肉厚な背中を、誰があのミッキー・ロークだと思うだろうか。
「ナインハーフ」「エンゼルハート」のセクシー俳優はもういない。
人生を転落した悲哀がにじみ出たプロレスラーそのものだ。
ミッキーの境遇はありきたりだ。
娘がいるが、疎遠。小さい頃に別れたまま。
久々に会うが、娘を捨てた親という意識しかない。
仲のよい女はいるが、ポールダンサーで、単に客とダンサーの関係。
だが、試合で倒れ、再起不能と知ると人生を考え直す。
娘と和解し、女とは近い関係になる。レスラー以外の仕事に励む。
もしかしたら、やり直せるかもしれない。
だが、やはり…
色んな意味で最低なミッキーが戻り、全てをぶち壊す。
どこでも聞く話だ(笑)
ありきたりなのに、あまりに生々しく、物悲しい。
ずっとミッキーの肩越しに抜け出せない生活が映る。どこまでもレスラーのまま。
ミッキーはレスラーだという事実。
最後には、覚悟してレスラーとしての人生を全うする。
その姿が心を打つ。
ゴールデングローブでは主演・主題歌受賞。アカデミーでは主演助演ノミネート。ヴェネチアでは金獅子受賞。英国アカデミーでも主演受賞。
いやはや見事だ。これなら納得。
こんな選択肢、取る必要無いだろう。レスラーになる痛みなんて役者やっていれば必要ないが、最後の最後、誰もリスペクトしない役を肉体を酷使してやり遂げる。
その凄みに沢山の人が感銘を受けたのだろう。
映画:アマルフィ 女神の報酬
フジテレビって、終わったねって思った映画だった。
例えば、大使館での会議。
小野寺昭、佐野史郎、大塚寧々、伊藤淳史がいる。
そこに、織田裕二とが戸田恵梨香が絡む。
もう既視感ありすぎなのよ(笑)
ま、ひとまずおいといて。
それ以外のキャストも会議にはいるけど、当然ながら話には絡まない。ハリボテかエキストラなんだけど。
結局、小野寺昭も大塚寧々も伊藤淳史も、最後まで話には絡まない。
佐野史郎だけ少し。
………いや、それなら佐野史郎以外、エキストラでいいよね(笑)
目立つキャスト使っておきながら、話にスパイスを出さず、ただギャラを高くする?
いつもお世話になってるから呼んだ?
いや、良くわからない。
一例ですがこんな“やり切らない”シーンが次々。
テーマ…無いだろ、この映画(笑)
サラ・ブライトマンまでエキストラ扱いだ(笑)
エンドクレジット見たけど、“FNS27社”なんて書き方が、もろテーマ無い感じが良く出ている。
織田裕二が出ていて、天海祐希が出て、戸田恵梨香は日テレには取られたくないからここで使って(笑)、福山雅治はまぶしておいて(笑)…
やっぱり映画をバカにしてる感じがする。
アイデアが無いのだろうね。
日本映画を応援する身としては辛い映画だなあ…
お祭映画って、やり切るから楽しいし、テレビ局総出で盛り上げるんだよね。
そこにアナウンサーが出ても、堺正章や井上順がちょい役で出てもいい(出てないが)
でもやり切ってない不透明さが沢山出ているし、たいした協力…見えない。
意外性も皆無。
また、佐藤浩市も不発。
テレビの延長でも、結構頑張ってる映画あるよ。
ま、監督が一番だめだったんだろうね。「白い巨塔」の人だっていうから、楽しみにしていたけど。
残念だったなあ。
例えば、大使館での会議。
小野寺昭、佐野史郎、大塚寧々、伊藤淳史がいる。
そこに、織田裕二とが戸田恵梨香が絡む。
もう既視感ありすぎなのよ(笑)
ま、ひとまずおいといて。
それ以外のキャストも会議にはいるけど、当然ながら話には絡まない。ハリボテかエキストラなんだけど。
結局、小野寺昭も大塚寧々も伊藤淳史も、最後まで話には絡まない。
佐野史郎だけ少し。
………いや、それなら佐野史郎以外、エキストラでいいよね(笑)
目立つキャスト使っておきながら、話にスパイスを出さず、ただギャラを高くする?
いつもお世話になってるから呼んだ?
いや、良くわからない。
一例ですがこんな“やり切らない”シーンが次々。
テーマ…無いだろ、この映画(笑)
サラ・ブライトマンまでエキストラ扱いだ(笑)
エンドクレジット見たけど、“FNS27社”なんて書き方が、もろテーマ無い感じが良く出ている。
織田裕二が出ていて、天海祐希が出て、戸田恵梨香は日テレには取られたくないからここで使って(笑)、福山雅治はまぶしておいて(笑)…
やっぱり映画をバカにしてる感じがする。
アイデアが無いのだろうね。
日本映画を応援する身としては辛い映画だなあ…
お祭映画って、やり切るから楽しいし、テレビ局総出で盛り上げるんだよね。
そこにアナウンサーが出ても、堺正章や井上順がちょい役で出てもいい(出てないが)
でもやり切ってない不透明さが沢山出ているし、たいした協力…見えない。
意外性も皆無。
また、佐藤浩市も不発。
テレビの延長でも、結構頑張ってる映画あるよ。
ま、監督が一番だめだったんだろうね。「白い巨塔」の人だっていうから、楽しみにしていたけど。
残念だったなあ。
