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ハッキヨイ!よっちゃん相撲日記

大相撲取材歴20うん年!よっちゃんです!

 

 

 東前頭3枚目の元大関・御嶽海は11日目、ベテラン玉鷲(東前頭筆頭)と対戦しました。これまで33回対戦して27勝6敗と圧倒しています。しかしこの日は〝お得意さま〟のはずの玉鷲の押しにあっさり屈しました。

 

 立ち合い、あたって突き、押し合い。玉鷲が右からのど輪。御嶽海は懸命に反撃しようとするものの、玉鷲は右から起こしてぐいとグイと押し出し。

 これで御嶽海は4勝7敗。後がなくなりました。

 

 横綱、大関不在の今場所、誰が優勝してもおかしくないというのに、優勝争いにも絡めず、勝ち越しも危うい。

 幕内優勝3回、横綱昇進にも手をかけていた元大関が一体どうしたのか。

 

 肩の故障が長引いているのでしょうか。しかし場所前、動画で〝御嶽海ファンをやめないで〟とアピールするなど元気な様子で、状態はかなりよくなっていると見ていました。

 

 場所に入ると、大関貴景勝を破るなど地力をアピール。しかし、伸び盛りの琴ノ若や霧馬山、大栄翔にはまったく歯が立たない。前に出る力、圧力ががくんと落ちています。

 

 大関まで駆け上がってきた時の力、稽古の蓄えはもう使い切ったのでしょうか。 

 玉鷲が38歳の今も元気で相撲を取っているのを見ると,30歳の御嶽海などまだまだのはずです。

 

 独断と偏見でいえば、体づくりから、稽古にひたむきに励むという、最も基礎的なことをおろそかにしてはいなかったか。

 何度か直接話を聞いたり稽古を見てきた経験から、そう思わざるを得ません。

 

 「部屋には(力ある)稽古相手がいない」と、出げいこに出かけた先の師匠から「もっとまじめにやれ!」と怒鳴られたり、場所前に、記者のインタビューにおざなりの対応しかしない姿もありました。

 

 どんなに番付で地位をあげても、成長の土台になるのはひたむきな稽古、さらに謙虚な姿勢です。その点ではどうだったか。

 

 昨年、わずか4場所で大関を陥落した時、個人的には〝けがだけではなかったのではないか〟とも思いました。

 

 必死の努力で積み上げてきた実力を全面開花させることなく、このまま萎ませてしまうのか、それとも…。

 

 元大関は岐路に立っていると、感じています。

 

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