ハッキヨイ!よっちゃん相撲日記 -295ページ目

ハッキヨイ!よっちゃん相撲日記

大相撲取材歴20うん年!よっちゃんです!

 こんにちは、よっちゃんです。

 

 皆さん、ビンタを張られたことありますか。
自分はあります。うん十年も前!ですが、田舎の中学校で男子教師にバチーンと左右から強烈なビンタを張られました。その瞬間、目の前が真っ白になり、口の中が切れて血が溢れました。すぐ気を取り戻しましたが、いまだ忘れることができない体験です。

 

 丸たんぼうのような手を振り回して、鍛えようのない顔を殴る。
相撲の張り手は、ビンタそのものです。相撲規則では、こぶしでの殴り合いはダメですが、張り手は禁じていません。このため張り手に批判的なことを言うと〝相撲規則で禁止していないぞ〟と言う声がすぐあがります。

テレビで〝あれは闘志の表れ〟と持ち上げる解説者もいるせいか、横綱を先頭に結構やってます。3月場所でも横綱白鵬が初日、大栄翔にいきなり張り手を見舞いました。

 

 でも自分は、やわな性格で、張り手はどうも苦手です。
 

 久島海(くしまうみ)という力士のことも頭にこびりついています。

 1993年の春場所13日目、対戦した旭道山から強烈な張り手を受け、土俵に崩れ落ちました。久島海は高校生のときに全日本選手権で優勝し(史上初)、3年連続の学生横綱タイトルを取った怪物でした。実力は抜群。大相撲界入りするときには横綱間違いなしと言われました。

その彼が、107キロと軽量・旭道山の一発の張り手で土俵に沈んでしまったのです。久島海は結局、横綱どころか三役にもあがれず、引退後は相撲部屋の師匠になったものの、46歳の若さでこの世を去りました。あの一発がなかったら、その後の相撲界の構図はかなり違ったものになっていたかもしれないと、今でも思います。 

 

 

 5月場所が無観客で始まります。張り手など安易な策に頼らず、真っ向からぶつかるがっぷり四つの力相撲をもっと見せてほしいなあ。

 

 

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