ハッキヨイ!よっちゃん相撲日記 -284ページ目

ハッキヨイ!よっちゃん相撲日記

大相撲取材歴20うん年!よっちゃんです!

 5月場所もいよいよ後半戦。中日(なかび)を過ぎるあたりから力士も疲れを感じ始めます。特に影響の大きいのが軽量の力士です。

 

 炎鵬(えんほう=今場所は十両の東筆頭)や、照強(てるつよし=前頭西10枚目)などは、98㌔、117㌔とそれぞれ小柄ですが、真っ向から挑む相撲で土俵を沸かせてきました。しかし後半になると、疲れで思うような動きができなくなってくると言います。ひどくなると食欲も落ちてくるそうです。

 

 無理もないですよね。いま幕内力士の平均体重は160キロ。あくまでもそれは平均で、それを上回るような大きな力士が連日ガツーンとぶつかってきます。しのぐだけでも大変な消耗です。照強が9日目に対戦した剣翔(つるぎしょう)などは190㌔もあります。こういう相手と15日間もたたかうのです。取り組みを終えてさっと帰っても、疲労はたまっていくばかりと言うのも無理ありません。

 

  「でも」と、照強が言ってました。「この小さな体でやってるから、みんなが注目してくれた、それがエネルギーになって、幕内まで上がってこれた。もし大きな体だったらここまでこれなかったよなと、炎鵬と話してるんです」

照強照強(日本相撲協会ページより)

 

 それを証明するように照強は、大きな剣翔の腹の下にさっともぐりこんで、前まわしを引きつけて寄り、最後は掛け投げと言う、足で大きな体を払う大技で巨体を転がしました。左肩のけがで苦しんでいるとは思えないダイナミックな取り口に、思わず喝采してしまいました。

 

 力士にとっては厳しい後半でしょうが、これからがほんとうの正念場です。

 

 

 

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