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ハッキヨイ!よっちゃん相撲日記

大相撲取材歴20うん年!よっちゃんです!

 

  大相撲名古屋場所(7月4日初日)が始まります。1年4カ月ぶりの地方開催。コロナ禍の影響もあり、緊張の15日間となりそうです。例によって、よっちゃんの独断と偏見の「名古屋場所展望」です。

 

 

 焦点はやはり、大関照ノ富士(てるのふじ)の横綱昇進なるか、ですね。

 連続優勝を遂げた前2場所の相撲を見ても、他の力士とは力が違う感じでした。番付発表時の話を聞いても、浮ついた感じがありません。〝けがを考えると、現役はそう長くない、今やれることは全力を挙げてやる〟と、腹をくくっています。精神面の安定感から見ても可能性十分あり、と見ています。

 

 ただし、両ひざのけがが悪化、爆発するようなことになれば、昇進の可能性は一気に吹き飛びます。まさに、けが、自分とのたたかいです。(ここで尾張!にはできない…)

 

 けがといえば、やはりひざの故障で番付を落としていた宇良(うら)が、3年4か月ぶりに幕内復帰します。

 陥落の原因はやはり両ひざの大けがでした。長期にわたる治療中は引退も頭をよぎったそうです。今回の幕内復帰についても、本人には浮かれた様子がなく、冷静です。

 ファンが彼に期待するのは、居ぞりなどいわゆるアクロバット的な相撲ですが、これは膝にものすごい負担がかかります。最近は体重を増やし、押し相撲も増えています。自分の持ち味を伸ばしながら、けがをしにくい相撲の追及、難しい課題ですが、宇良には期待してしまいます。

 

 小結に昇進した若隆景(わかたかかげ)、明生(めいせい)が楽しみです。三役に昇進できる成績を上げながら、上がつかえて足踏みしていましたが、ようやくつかんだ三役。小柄ながら鋭くキレのある相撲は、大型化している相撲界のなかで本当に貴重な存在です。

  

 目を離せないのが、やはり横綱白鵬ですね。春場所直後に右ひざの手術をして、夏場所全休、「名古屋場所に進退をかける」ということですが、長期の休場、手術の影響がどう出るか。場所後には「どうしても出場したい」とかねてから口にしてきたオリンピック開会式も予定されています。相撲協会が果たして白鵬の開会式土俵入りを認めるのかどうか。土俵外の話題もにぎやかになりそうです。

 

 大関朝乃山に6場所出場停止の厳しい処分が出ました。コロナ禍で外出を禁止されている深夜にフラフラ飲み歩くなど論外です。ただ、この厳罰から「協会に逆らったらこうなるぜよ」といった脅しっぽい感じがするのは自分だけでしょうか。各力士が気持ちで委縮せず、のびのびと活躍してくれることを願うばかりです。