分からない。
何を考えているかわからない。
近寄っていいのかも、分からない……
私は、距離の詰め方に困っていた。
12月半ばにもらった、ピンクの封筒が
答えをくれた。
保育士という仕事が、しんどくて辞めたものの
私は、今“先生”という仕事をしています![]()
保育士養成校の講師。保育士になりたい子たちに
授業をしています![]()
彼女たちはおよそ20歳
早ければ、親子と言ってもいいくらいの年齢ほど離れている![]()
キラキラネイル
とがった爪
へそ出し
17年前、私はこんな感じだったのだろうか
もう記憶がない![]()
すごく話しかけてくれる子もいるが
基本授業中は無表情で話を聴いていて
潔く寝ている子もいる
話しかけていいのか
そっとしておいて欲しいのか
子どもじゃないけど、すっごい大人でもない
馴れ馴れしくして、うざがられても……
距離の詰め方に困っていました💦
12月中頃、授業が終わり
片付けていると
「先生」と呼び止められ
にこにこしながら2人の子が立っていました
手には、ピンクの封筒が握られていて
「これ、来てください
」
こんな笑い方するのか
とびっくりしました
アンケートなのか
何だろう
訝しげに見ていると2人は
「謝恩会です。来て欲しいです
」
と続けた。
突然すぎて、思考が止まっていると
周りで聞いていた別の子が続けた
「先生絶対来てよ~
」
「来ないの?」
やっと出てきた言葉は
「いいの?」だった
週に1回しか授業に行かなくて
彼女たちの本質や、どんな背景をもっているか
深いところまで知らない私が
大事な会に呼んでもらえるなんて思わなかった
来て欲しいと思われているなんて
信じられなかったんです
先生は彼女たちにとって、
めんどくさいものだと思っていたから
まして、週1の私
他人の他人だと思われていると思っていました
私は、彼女たちが何を考えているかわからない
と言い訳をして
人間関係を作ろうとしていませんでした
彼女たちは、私に心を開いてくれていた
基本、自信がなくて
迷惑をかけるだろうという目で世の中を見てます
めんどうだと思われている、と思っていたから
彼女たちがめんどくさそうにしているように見えてました
仲よくしたい
仲よくできる
と見て、行動すれば、人間関係は作っていけるし
もうすでにできていたんですね
教室を出ようとすると
「先生、職員室行く?」と聞かれ
「はい」と答えると
「じゃあ、一緒に行こうよ♪」と横並びで帰った
とがった爪に
金髪で、一見激しそうに見える彼女たちは
笑えばあどけない子どもみたい![]()
かわいいな……![]()
保育の仕事はしんどかったけど
やっぱり私は、人の心模様に触れて
関わることが好きみたい![]()
ピンクの封筒は私に
もっと、自信をもって人と向き合いなよ
ということと
慕われるうれしさを教えてくれました![]()