12月5日クリスマスパーティが始まりました。
ゲストメンバーが会場に入り、いよいよクリスマスキャロルの始まりです。
初めてみる方も毎年楽しみにしてくださる方も。
この熱意が伝わるように一生懸命練習してきました。
〜第一章 クリスマス前夜〜
クリスマスマーケットでは多くの人で賑わっています。
なんと言っても明日はクリスマスですから、町中の人たちがクリスマスマーケットに買い物に来ているのです。
その中にはスクルージの会社に勤める従業員ボブ・クラチットの姿もありました。
そこへ現れたのはスクルージです。
「買い物をする暇があったら仕事をしなさい!バカバカしい!」とボブは怒られてしまいます。
スクルージの一言でマーケットは静まり返り、皆、怪訝そうな表情でスクルージを見ています。
そう。スクルージはお金と仕事のことしか頭にない冷酷な人間だと町中の誰からも嫌われていたのでした。
それでもスクルージが去った後は、みんなでクリスマスの買い物を楽しみます。
そして誰もいなくなった薄暗い帰り道でスクルージは不思議な声を聞きます。
「…エ、エベニーザ…スクルージ…」
誰かがスクルージを呼ぶ声がするのです。
それは以前一緒に仕事をしていたジェイコブ・マーレイの声です。
「そんなはずはない!マーレイは7年前に死んだんだ!」
そう自分に言い聞かせてスクルージは家路に着くのでした。
第二章へ続く。