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いつもきっと上手く伝わらないのは、全部を伝えようとするからですよね。
言葉を出すのに時間がかかるのは、言葉で言い表せられない気持ちがあるからなのですよね。
気持ちを声に出してみることは、ずっと苦手で照れくさくて、ずっとずっと後悔をしてきました。
けれど、最近事実を知ってから涙が後からじわりと、溢れてくるのは何故でしょう。
もしかして、私は心で感じたことさえも心の更に奥に押し潰してしまってきたのかもしれません。
綺麗だとか、美しいものには素直に言葉が口からつらつらと流れてきます。
けれど、それはあくまで自分ではありません。他の存在物であり、自分ではありません。
自分の気持ちにはいつも意地悪をしてしまいます。
感じたことでさえも嘘と偽って消し去ってしまうのです。
だから、時折、感情が本物なのかさえ疑ってしまうのでしょう。
悲しいことは、生きていれば、生きてさえいれば耐えられるものだと思います。死んでしまって痛みさえもなくなれば意味はないですから。そこには同情もなにも、すべてがありません。
私は一番大事な気持ちは憎しみでもなく、自尊心でもなく、なによりも好きという気持ちだと思います。
好き、がなければ誰とも何とも生きていけません。一人では生きていけません。人は一人では生きていけないという言葉は本当だと思います。人間は孤独には滅法弱いのです。
好き、愛してる、そんな気持ちがあればどんなこともできるんですよ。
そう、だから欠けてはいけないものなのです。
けれど私はそれをどうも素直に表せないのです。お薬は、あるのでしょうか。苦いのでしょうか。甘いのでしょうか。
私は気付いてしまったのです。
君のこと、好きという気持ちに入ってます。
好きなんです。好きなのです。なんでもできます。君に為なら、きっと。絶対。
けれど、この気持ち、伝えることは愚か、思わせ振るのでさえ不可能なのです。臆病で滑稽なんです、私。ずっと今まで封印してきた感情ですから、溢れて止まらないのです。制御の仕方も上手い調節の仕方も知らないのです。説明書なんてどこにもありません。私の事ですから、自分にしか分からないのです。症状としては、突然の動悸と息切れ、目の充血そして激しい嫉妬心、意地悪になることです。
私は滑稽ですから、ずるいのです。まるで普通以上に興味のない素振りをいたします。ごめんなさい、君。本当は反比例して好きの感情があるのですよ。
もしもしも、君の心が私以外を好きだと思っていても仕方のことだと思います。私だって君以外は好きだとは思いません。