『おい、チャーシューやるよ。』
「どちらのメニュー、元も子もなし。」
『Sen、おれより、大丈夫か?』
「つぎは?」
『つぎ言うーなー。』
『おれ、マザコンだってさ。』
『マザコンで失恋するやつ、今時いる?』
「私は、マザコンですけど。」
「失恋には、発展しませんね。」
(お待たせしました~♪)
(めっちゃ、親指はいってる~ん!)
『「あはは!」』
『マザコン、どうでもいいや。』
「ですね。」
『食欲、出てきた。』
「よかった。」
『Sen、おれフラれた。』
「フーフー。」
『おい、やるよ。』
『大丈夫か?』
『餃子は?ビールは?』
『大丈夫か?具合悪いのか?』
「参りました。」
「ダイエットです。」
『あはは!』
『すまん。Senに、そのエアーは似合わないよ。ダメット!』
「やかましいわ!」
「マザコンね。」
「マザーと比べられるくらい、好きだっただけかもよ?」
『おいおいおい、Sen涙!チャーシュー全部あげるぜ~!』
「ほら、指入ってクレームなる人もいれば、うちらみたいに、おいしい奴もいますよ。」
『だな。よく分からん奴も。』
「あはは!」
『あの指、そろそろ大丈夫か?』
「火傷ってやつ、エアーなんですかね?」
『Sen、おれは、ダメじゃないかもしれん。』
「なんで?」
『おいおい、そこは。』
「聞きたいです。」
『なんか、そう思った。』
「先輩は、ダメっすよ!」
『あはは~!大火傷入りますー!』
(はーいー♪ん?餃子?)
(いえ、すみません、お水ください。)
『なんで?』
「マザコンじゃないから。」
『Sen、涙。エアーステーキか?寿司か?祭りか?』
『参りました。』
『理由は、俺なんだよ。ありがとう。』
「話したくない時くらいありますから。」
『うん。』
『こういう時、酒飲めないんだよ。』
「エアー酒やっちゃいますか?」
『泥酔系のよ?いいかしら?』
「ネクタイは、こんな感じよ?」
『顔面にネジネジして?メニューは?』
「おっと、具なし汁なしで?」
『皿なし、大盛で?』
「酔っぱらい?」
『アホ兄弟?』
「先輩は、分かりやすいくらい、分かりやすいんですよ。」
『やかましいわ!』
「やさしいんですよ。よっ!男の中の男!よっ!マザコンっ!日本一!」
『酔っぱらった~。おいおい!なんかすげー軽い感じにあったまってきたー!えー?そう?どのへん?それエアー?え』…
「『あはは!』」
「さて、帰りましょう♪」
『Sen、いつも送れなくてごめん。気を付けてな。』
「あはは!」
『Sen、ラーメン好きだもんな。』
「あの、先輩と食べるラーメンが美味しかっただけで、あまり食べないですよ。」
『えええーーー!エアーびっくり腰。』
「あはは!」
うちから徒歩30秒の、いつものラーメン屋での話しです。
この先輩は、私が食欲ない時、このミラクルラーメン屋にこっそり誘ってくれました。
私には大切なファザコン物語です♪

