ここ2週間、一気に10冊ほど拾い読みする、
続能と能面の世界(中村保雄著)は弱法師を探すが至らず、だが
この本は、辻邦夫「薔薇の沈黙」リルケ論の試みに発展するから良かった、
世阿弥とリルケは事柄の接し方がよく似る、モノと自分の距離が縮まる事が無い、
永遠に平行線だと思う、
これは蝉丸、俊徳丸などの作品につながる弱い心の内面性に住みつくという強度みたいなものに覆われている
音楽論と文学.哲学の巨人との往還を解く「越境する音楽」足立美比古著を手にするが目を通さず、
古代天文学と古代メソポタミアのシュメール文化のひもとく内、超古代文明アヌンナキとシュメール人との文献よりも研究資料を調べる、
中央新書「#シュメル神話 の世界/岡田明子、小林登志子」を読む、
最古の古代文明に違いなく、神と言われる対象に人族が神話を通して語り口を残す、、、というカタチ、
実際BC3500年にノアの大洪水が起きたと想像してみる、
ポストノアから歴史は書き残される、遺跡も神話も現在のイラクに集中している、
近辺のトルコ、イラン(ペルシャ)、ペルシャ湾岸諸国、シリア、グルド人、セム系の民族に受け継がれていく物語、
全てはメソポタミア(二つの河の中間地帯、チグルス川とユーフラテス川)に都市国家?で起きたことが粘土
板に刻まれた最初の本という、洪水の記憶、人類誕生における神とエデンの園の顛末、楽しむ神、怒る神、我儘な神、嘆く神、優しい神、それぞれに天地万象を受けつぐ、天空神アヌ、地球の大神支配者エンリル神、
水と知恵の神エンキ、豊穣の女神ニンフルサグ、天の女王といわれるイナンナは第2期世代になる神であり
人間の守護者として崇められる重要な女神となる、、
人間歴史はBC3500年から始まりウルク文化期になり、怒るエンリル神の許可と許しから新しいノア(別名ジュスドォラ)王の支配に代わる、BC2900年ごろに初期の王朝時代と明記される文化期になる、
同時にエジプト初期王朝時代に入る、でもこの時代に2500年間は金星の彗星運動により70年おきに地球的な災禍にみまわれる、
アヌンナキ文献にかかれるBC770年まで続く、金星が現在の位置に収まるまで、この間火星は壊滅的な状況に見舞われた、
当然さまざまなことが地球におきる、よく知られる文献は旧約聖書に書き直された歴史になり、原典はシュメール神話文献という
ことになる、ここでギルガメッシュ神話をよく理解する、シュメール文化(ウルク第一王朝)/エンメルカル王や息子のルガルバンダ王と孫のギルガメッシュ王のこと、アッカッド王朝を統一するサルゴン王のこと、発見されたラガシュのグデア王のレリーフ、ウル第三王朝(2112〜2004)、バビロン第一王朝(1854〜1594)/ハンムラビ王の出現、第一アッシリア王国(1500〜1000)、新アッシリア帝国1000〜609)のサルゴン二世やアッシュルバニパル王、そしてユダヤの歴史に書き入れられた新バビロニア王朝(625〜529)のネブカドネザル王のバビロンのユダヤ人捕囚と記憶される
BC538年、アケメネス朝ペルシャ.キュロス大王によるユダヤ人解放となり、有史時代となる、これらの出来事は同時に人間文明歴史におきたはエジプト古王国や中国黄河文明、インダス文明、BC1500年エジプト新王国でのユダヤ人モーゼによるエジプト脱出国など、同時にギリシャ.ミケーネ文明がBC1600年ごろ、ギリシャ神話やホメーロス叙事詩の原テキストだと思える、
人類の文化人類学にとり、これらの神話は文字と言語による解釈へつなげる動因になっている、
やっとアヌンナキ神話とシュメール神話の動機づけ二重構造が理解される、
真に人間は粘土から創られた!