7月20日(土)のおでかけ。
近江ちぢみと博多織の羅帯で。

福岡 西中洲にあるフレンチレストラン「GOH」へ。
台風が接近したこの日、雷鳴とどろく激しい風雨。
地下鉄を出てタクシーが容易につかまるかどうか・・・と悩んでいたら
夫が「会場まで車で送ってやるよ」 おお・・・救いの神降臨。
「本当に美味しい店はわかりづらい場所にある」と常々思うのですが
今回も狭い路地を何度か曲がってようやく発見。





素敵なお料理の数々。
フレンチなのに軽い食感。ひとつひとつ大切に作られた品々。幸せです。
「GOH」は新基軸の展開のため、来年冬に閉店予定とのこと。
とても残念ですが その前に来て思い出を作ることができて良かった。

メンバーの皆さま。
前回もそうでしたが、この会はグルメな方が多くて会話に出てくるお店は一流フレンチ、一流和食。
うむむ~すいません一個も知りません!皆さんすごいなあ。
そして。
どんな集まりに参加しても必ずいる「コアメンバー」というべき方がこの会にも。
ご夫婦で世界一周の船旅をするリッチなマダム。
お着物の箪笥が六竿?八竿?あるので「自分一人ではとても着られないから」とこの会のメンバーをご自宅に招いて譲ったり貸したり。
それが上布であったり芭蕉布であったりと貴重なものばかりらしく、ただただ感心。
この会の食事に参加するのは2度目ですが、話題の中心はどうやら毎回このマダムとそのお取り巻きの方々のお話、そして高級グルメ話のようです。
ただ、「人づきあいがそれほど得意ではないがたまには新規のお店も誰かに教えてもらいたい」私にとっては、これはこれで居心地的にはちょうどよいのです。
注目を浴び過ぎず、興味を持てないお話はそっと耳スルーしながら料理に専念できるのはほっとします。
さて、そんなマダムについて強烈に覚えていることがあります。
いつぞやのランチの時のことですが、
料理がサーブされた際、一人一人違うテイストのお皿で運ばれてきました。
するとマダムが
「あら、このお皿。私の今日の着物と色柄が似てる」
見るとなるほど、信楽焼ぽいお皿がマダムの紬の質感に似ていなくもありません。
「わたしのこの着物を見て、合わせて選んでくれたのね」
・・・いや、さすがにそれはたまたまじゃないかな・・・と思ったし、実際お店の方も一瞬リアクションを考えた様子でしたが、
そうしたサービスを受けることに慣れている、他者からの賞賛や善意・好意に慣れている。そして自分がその空間の中心にいることに慣れている方だからこそ出る言葉だなあと感心しました。
圧倒的な自己肯定感。だからこそ相手に対する考え方が常に肯定的。
ポジティブに物事を考えることができるというのは人生において大いなる強みではないかと。
一方私は、外面内面ともに欠点の多い自分のことをさほど好きではないし、他人に対しても厳しい目で見てしまうケースの方が多いかもです。
相手の至らなさに腹が立つし、自分に向けたささいな悪意も敏感に感じ取ってしまう。
そしてどこか戦闘態勢を崩さない。
楽しい生き方ではありませんね。自分で自分を不幸にしているなあと思います。
歳を取ったらもっとおおらかになるものだと思っていましたが、どうも最近狭量になっている自分に気づきます。いやあね。