欲動、観に行ってきました!
六本木シネマート。
内容的に夫と観たかったのですが、時間的都合により断念。
以下、感想など。思ったことをつらつらと。
私はバックグラウンドが医療系なので、事故や事件をのぞけば、人の死はすごく自然なものだと思っています。というのは実は建前。
本音では、年齢的なものもあるかもしれませんが、やっぱり人の死は怖くて、不気味で、自分とは遠いところにある現象だと思ったりもしています。あと無念さとか。
主人公のユリさんは看護師さんなので、私よりもはるかに多くの生身の人の生死に接したことのある設定だと思いますが、おそらく少し似た感情を持ってるのではないかと勝手にシンパシーを感じたり。
大切な人が死に行くことに無念さや苦しさを感じながらも、どこか、たとえば「もう歳だし」とか「持病があったし」でしょうがない、当然だな、、、という理性的な考えも同時に持ったりとかしてしまうとか。
パートナーが死にゆくってどんなんだろう。
まあ、劇中では今のとこ具合が悪いだけでしばらく死ななそうには見えましたが・・・
そいえば、どんな夫の一大事でも、看護師さんがこんな長期の休暇って取れるのか?大丈夫?というホント余計な「大きなお世話」的疑問がずっとぐるぐる回っちゃって・・・
→きっと、今の職場をいったん退職してきたんだろう、覚悟のバリ行きだったんだろうなという妄想で埋めておきました。
妹さんが赤ちゃんを横抱っこしているシーンで、普通と逆の抱え方しているのが気になっちゃって、もう・・・。だってあれ、超やりづらいよ・・・。個人的にタイムリーなもので。
→きっと妹さん左利きだったんだろう、ということにしておく。んー。。。
ケチャがちょっと私には尺が長すぎて、最後のほうには飽きてきて。実際にナマを見たら時間忘れて引き込まれるんだろうけど、映像ではちょっと。
ガムランは、神秘的で、なぜか懐かしくて、聴くとジャスミンの匂いがする気がする。
あれ?斎藤工さん出演作ってことで観にいったのに、最後はユリさん頑張って乗り越えてね!的心情にさせられてしまった。策略にはまった感じがします。いい気分♪
バリ島の風景は、FF10をなぜか思いだして、泣きそうに鼻の奥がつーんとなります。祈り子とか出てきそ。
帰りにつるとんたんでごはん食べたかったけど、夕方早い時間なのに激混みであきらめた。
つか、まじでチャリで行けばよかった・・・。