バカみたいな三連休は

市内総当たり戦の大会がございました。

春同様に全敗という結果。

これまでの練習、育成を考えれば

当然の結果と深く反省しております。

これまで孤軍奮闘で気が狂いそうだった愚息

少々方の不調がございまして

その機に二番手投手が育ってくれたことは収穫でした。

二人で背負って、背負いすぎて投げてくれましてが

ゴロもフライも捕れたらファインプレーになってしまう守れないチームですから

勝ちは永遠に遠い彼方です。

ワンマン監督の惨すぎる指揮、声掛け、罵倒もあり

ヨチヨチ歩きの選手たちは萎縮しまくりで

どうしようもありません。

試合中に

『細かいことイチイチ言うなよ!できねーよ!練習してねーから!

 流してくれよ!』

って監督にブチギレタ私の声も、きっと彼にとってはウザい雑魚のたわごとでしょう。

市内6年生選抜チームというのがございまして

各チームから選抜されたオールスターで大会がございます。

我がチームからは背負った2名が選抜され

そこでは

愚息が『職人』

相方が『パワー』

で好対照な二人で評判です。

最下位チームの二人が輝いているのは微笑ましい限りです。

愚息は念願の野手、ショートのポジションを狙いましたが

ショートができる子が多すぎて

セカンドをまともにできる子が皆無ということで

その職人ぶりを買われてセカンドのレギュラーを確保しました。

ここでもチーム事情により、希望するポジションは取れませんでしたが

彼の職人的な能力の高さを買われてのものと納得してくだされ。

昨日、練習試合を2試合。

レギュラー組の1番セカンドで登場した愚息。

早速職人ぶりを発揮で

センター前に抜けるあたりを横っ飛びで好捕するなんて

別にそこまで求めていないプレイを2発もカマシマシタ。

打ってもシングル、右中間への2ベースと2本。

うならせる職人技でした。

パワーと元気が売りの相棒は

2試合目控えチームの4番でブリブリと登場。

早速センターオーバーの2塁打です。

実の息子でないコチラの方が、自分の気質、プレイを受け継いでいる気がするのは

どんでもなく嬉しい限りです。

各チームの指導者から

最下位チームの二人のプレイへの称賛。

ずっと二人を見守って来たワタクシの涙腺は緩みっぱなしです。

どうか、明日の本番でもガンバレヨ!

さてさて

そんな誇れる二人を輩出したチームのワンマン監督は

当然、『オレが育てた』ヅラ引っさげて

事あるごとに誇らしげな顔と

『オレが!オレが!オレが指導してるからな!』

・・・・な、厚顔無恥ぶりです。

あのですね、この二人はあなたに教えを賜ったことは

ほとんどございませんが。

傷つけられたことはあれど。

一方の親であるワタクシと

心ある指導者の方々の温かいサポートと

何より本人たちの強い気持ちと努力が

今、少しだけ花開いているんですけど。

なぜ褒めてやらない?

なぜ自分のことばかり誇示する?

そういうアホはほっといて

ワタシタチは彼らのプレイに心洗われながら

弁当を作るのみです。