俳句、川柳、詩…私の作品集

何かいろいろと載せただけの手抜き、やる気なしの

虐弁で自分を虐げる。




俳句、川柳、詩…私の作品集
昨日もこの野球弁は、おにぎり握っただけで嫌になっちゃって

ゆで卵と前夜に嫁が珍しく、

「こんにゃくのきんぴら作ったから、息子の弁当に入れろ」とのお達しがでたのでそれを入れただけ。



おめー作れるんなら、わざわざ寿司なんか食いにいかなくていいだろうが・・・

とか

いや、そのー、こんにゃくって、カロリーゼロなおかずいれてもさ。

別に彼もボクも便秘もダイエットもしてないし。

・・・・って心の中でぶつぶつ言いながら、一瞬にして眠りに落ちた3連休最終日前夜の夜。



翌日、息子はこの弁当に涙を落としながら食べることとなった。



上級生のみのチームで1戦。

午後は息子のフレッシュなチームで1戦

最後にシメの本気の1戦。


第一試合、息子はベンチスタート。

試合中、ベンチにいる息子は試合に集中していなかった。

うろうろしてる他の部員も放置。時々グランドに背中向けてる。

これがまず一つの逆鱗ポイント。


そして、試合後、

フレッシュチームの試合の後、もう1戦、仕上げの試合やるからとの監督の言葉に

「おれ、ピッチャーやりたい、やりたい。」

とポジションを希望しやがった。

これが二つ目の逆鱗ポイント。


皆と離れた場所にシートを敷き、

弁当をぱくつき始める。


「お父さん、午後はボク投げる?ピッチャー?」


「・・・そういう問題じゃねーよ。」


・・・と


・全員野球に反するベンチでの態度。

・主将としての責任感なしの態度。

・ポジションは監督、コーチが決めるもの。希望を届けるものではない・・・

 のに、好き勝手なことをぬかしやがった態度。


以上について静かに、とても静かに雷を落とした。


静かに泣き始める息子。


泣くなら帰っていいよ。

できないなら帰っていいよ。



「・・・・できる・・・・。」


じゃ、やって。


・・・・・・

午後、レフトオーバーの一撃は彼の意地の一発か。

ピッチングは四球連発後、修正して

打たせてテンポよく抑えた。


負けるな!バカ息子!



相手の監督が

「素晴らしい選手ですね、あの子。

 以前から存じてますが・・・・・・・楽しみですね。」


我がチームの監督が

「あ、あの子ね・・・」

ワタシを視線で探し、とらえた。


でもボクは目をそらす。


(監督・・・・・ボクタチが親子だってばらさないで!

 ・・・・・「あ、やっぱり!同じ顔してますもんね。でもお父さんは声デカすぎだけど

 息子さんは黙々とプレーするタイプですねぇ・・・・」とか、余計なこと言われたくないし・・・

・・・・・・だからほっといて・・・・)


と、しらっとその場を逃げ出す。


バカ息子よ、

強くなれ、強くなれ。


強い気持ちを持て。

何事にも屈しない、あきらめない気持ちを持て。

どうしてもだめなときは、ボクの胸に飛び込んでおいて。


ハムスターの赤ちゃんみたいなキミの話を聞いてあげる。

抱きしめてあげるから。

息子だからな。


じゃ、今週末の大会、

優勝しような。頼むぞ、バカ息子!