『・・・♪・・・今 負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は・・・』


ってラジオで聞いたとき、

(・・・ほっほーーーう・・・中々エエ歌があるもんやね)

と思いましたが、

まさか今ヒット中に歌とは思いませんでした。


75回NHK全国学校音楽コンクール 中学校の部課題曲だそうです。


実は私、合唱コンクールって好きなんです。

何が好きって、自分が出場することが。

全く私のイメージと異なると自身でも思いますし、

実際、クラス対抗のコンクールの練習中に

『・・・水子が見える!・・・そこに水子が!・・・』

って、全く意味不明こと叫んだりして、迷惑がられていましたし。

でも実は一生懸命唄ってたんです。

何と言うか、一生懸命唄う姿、特に思春期の少年少女が唄う姿が

自分が張本人であった時代から

私の琴線に『ピロリン!』って響くんです。

胸がキュン!とするんです。


『手紙~拝啓 十五の君へ~』

曲名で既にツカマレテます。


『拝啓 この手紙読んでいるあなたは どこで何をしているのだろう

十五の僕には誰にも話せない 悩みの種があるのです


この冒頭だけで、のめりこんじゃってます。

自分の思春期の苦しくて恥ずかしくて甘酸っぱくて

恥ずかしくてどうしようもない・・・

エロエロ・・・じゃなくて、いろいろ思い出されます。


『・・・泣きそうで 消えてしまいそうな僕は
 誰の言葉を信じて歩けばいいの?
 ひとつしかないこと胸が何度もばらばらに割れて
 苦しい中で今を生きている  今を生きている』


ここまで来ると、もう号泣レベルですね。

『負けそうで 泣きそうで』って、その通り!

っていうか、今もそうだけど!

それでも『今を生きている』!!!


大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど
 苦くて甘い今を生きている 』


あ、やっぱり! 

そうだよね。大人も同じなんだよね!


『ああ 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうなときは
 自分の声を信じ歩けばいいの
 いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど
 笑顔を見せて 今を生きていこう』


うん、そうする!

珍しく素直に聞ける歌!

とってもいい子になれる歌!

青春時代に戻れる歌!

そして切り返して、大人ヅラできる歌!


あはーん、いい歌!