スミレ大戦 -10ページ目

今月の2冊ですわ


今日は、今月発売になったものを2冊、ご紹介いたしますわ。





まずは、「スミレ大戦」のコミックスの第2巻ですわ。

皆さまご存知のように、「スミレ大戦は」、まず初めにゲームソフトが作られ、次にアニメ、舞台、パチンコと続いて行きましたので、一番最後に作られたコミックスは、ようやく第2巻が完成したところですの。

今回の第2巻では、たぐいまれなる美貌を持ち、日本有数の大財閥の子女として生まれたがゆえの、このわたくしの心の葛藤を描いておりますのよ。

どうぞ皆さま、お読みになってくださいましね。





もうひとつは、流行に敏感な女性たちに大人気のファッション誌「Deco-Deco」の7月号ですわ。

帝国歌劇団、花組のトップスタァである、このわたくし神崎すみれのワードローブをぜひカラーグラビアで紹介させてほしいと、編集長じきじきにご連絡をいただきましたので、レッスンの合間に取材をお受けしたのですわ。

今回は、流行の最先端をゆく、わたくしの着こなし術も紹介したいとおっしゃいますので、「花吹雪!すみれ七変化」と銘打ちまして、数々のファッションをご披露させていただきましたの。

皆さま、街角の蒸気コンビニなどで見かけましたら、お手にとってご覧くださいましね。

わたくしの美しいお写真の数々をご覧になれば、この暑さも吹き飛んでしまうことでしょう。

ホーッホッホッホッホッホッ!

驚愕のアレですわ

すみれ風の浴衣ですわ


毎日、暑い日が続いておりますが、皆さま以上に苦労しているのが、このわたくし神崎すみれなのでございます。30度を遥かに超える真夏日に、いくら「夏物」とは言え、お振袖で過ごすのは至難の業ですの。

でも、このお振袖は、わたくしのトレードマークですので、帝劇側から「公の場に出る時は必ず着用すること」と言われているのですわ。それで、わたくしは、思いついたのです。わたくしのイメージを壊さないような「浴衣」を着ればよいのだと。





それで、生地から仕立てていただこうかとも思ったのですが、インターネットの通販サイトを見てみましたら、こんな浴衣を見つけてしまいました。どうでしょう。これなら、わたくしのイメージにピッタリでしょう。それに、帯と下駄がセットになっていて、わずか4300円だったのです。

このお値段は、どう見ても庶民の皆さまのための浴衣だと思ったのですが、わたくし、連日の暑さにまいっておりましたので、さっそく届けていただきましたの。いつもは、銀座三越を貸切にして高級ブランドのお洋服をまとめ買いしているわたくしですが、たまには庶民の皆さまと同じようなものを着てみるのも社会勉強なのですわ。

他にも、「浴衣 紫」で検索しましたら、お安いものでは1000円台から、いろいろな浴衣がございました。黄土色の半幅帯は500円から1000円程度でしたし、下駄も500円くらいからありました。ですから、3000円から4000円程度で、神崎すみれ風の浴衣と帯と下駄が揃うということですわ。









ここに挙げましたのは、どれも2000円前後の浴衣ですわ。一番下のものは、京紫なのでわたくしのイメージには合いませんが、小さなハイビスカスと金魚の柄が、とても可愛らしいですわね。





この帯は、単(ひとえ)仕立てのリバーシブル半幅帯で、どの色も650円ですわ。黄土色と赤を選べば、ちょうどわたくしの帯と同じにになりますわね。


皆さま、いい年をしてコスプレなどするのは恥ずかしいでしょうが、わたくしのお振袖に似た感じの浴衣を着て、花火大会を見に行ったり、町内の盆踊り大会に行ったりするのは、年齢に関係なく楽しむことができますわ。そして、ちょっとだけ襟を着くずして、「ホーッホッホッホッホッホッ!」と高笑いをしてみれば、どなたでも「すみれ気分」を味わうことができて、とても涼しくなりましてよ。

ホーッホッホッホッホッホッ!