私はきっと思い出すんだろう。
真下にキラキラと輝く水の光を見るたびに。
水色の空に走る白い線の束を見るたびに。
私は今日という日に還る。
鳴り止まない拍手を追って
必死に手をたたく女の子を見るたびに。
開け放たれた窓から一気に吹き込んできた風を
頬いっぱいにあびるたびに。
私は今日という日に還る。
風が通る道を
眩しげに見つめる女の子を見るたびに。
何層にも重なった喜びの箱を開ける
お祭り男さんを見るたびに。
私は今日という日に還るんだろう。
終わることのない旅を生きる。
たどりつく場所のない旅を、行く。
