小さい頃離婚して、ままはすぐ新しい人とお付き合いを始めて、その人には奥さんと子供がいて。。
それから何人かお付き合いの人が変わってった。
仕事の後の飲み会とかで帰ってくるのはいつも遅くて、その間はじいちゃんとばぁちゃんと過ごすようになった。
兄弟は双子だけ、一卵性の双子。
私が淑可、姉が彩可。
いつもぱぱの代わりになってじいちゃんが近くの公園で遊んでくれた。
じいちゃんはいっつも笑ってた。
ずーっと笑ってた。
自転車の乗り方教えてくれたり、サッカーしたり、キャッチボールもして、蛇じゃんけんも。
自転車のカゴに乗せてくれたり、
うちらの友達にもめいいっぱい遊んでくれた。
楽しかったなぁ。
夏になるといつも一緒に行ってた唐沢祭りや、三芳祭り。
毎年ほんとに楽しみだった。
小学校4年生の時じいちゃんが自殺した。
遺書を残して住んでたマンションの屋上から飛び降りた。
その前の日いきなりじいちゃんが、
花火見に行こう、じいちゃんの最後のお願い。
って少し寂しそうに言ったのを覚えてる。
その時はもう家族の中で浮いてたじいちゃん、
大人の事情はわからないけど雰囲気は小学生ながらに感じてた。金銭問題だった。
ばぁちゃんもままもじいちゃんの事良く思ってないのを感じてたうちらは断った。
あの時花火見に行って、また来年も見に来ようって約束してたらちがったかもしれないのに。
1番大好きだったじいちゃん、50過ぎてばぁちゃんと一緒になったのに、凄く可愛がってくれたじいちゃん。優しくて暖かい笑顔のじいちゃん。
遺書には、彩可淑可に何もしてやれなくて残念です。良い子に育って下さい。って書いてあった。
ごめんね、じいちゃん。本当にごめんね。
あんなに沢山遊んでくれたのに、沢山の愛情くれたのに、そんな孫にまで冷たくされたら悲しいよね、苦しかったよね。
悔やんでも悔やみきれない、そこから全て崩れた。
ばぁちゃんも勝手にままのカード使って借金借金借金。
そのおかげで家の中は夜になるといつも喧嘩、怒鳴りあったりけなし合う毎日、聞いてられなかった。笑顔なんかなくなっちゃったよ。
中学生に上がって私立に入学してしばらくすると、彩可がグレ始める、マンションのあちこちで見つかるタバコの吸い殻。大量のコンビニのゴミ。夜中ベランダから抜け出して遊びに行く彩可。怒りを覚えた。寂しいのはうちだって一緒なのになんでうちじゃなくて友達なんだって、、
なんで1人にするのって、、
ままになんで迷惑かけるのって、、
だからうちはままの側にいようってその時決めたんだ。良い子でいようって。
中2で彩可は学校やめて東京のぱぱの方に。
そっからうちはずーっと1人だった。ずーっと学校であった事も誰にも話せず、
仲良い家族や姉妹見ると凄く羨ましくて、
疲れて帰って家事やらずに寝てると不機嫌に起こされ、ご飯は1人で、うちねずっと寂しかった。
どんどん自分の事話せなくなった。本音なんか話せない。寂しさを埋めてくれるのは拾ってきた猫の空。一緒に寝て、何も言わずにその日あった事聞いてくれて、泣いてるといつも鳴きながら隣にいてくれる。空の存在にすくわれてたなぁ、、
はぁなんか色々思い出してたら涙出て来た、
今日はここまで。