ここしばらく かつらお動物見守り隊さん が頑張ってくださって

 

給餌は ほとんどお任せしていました。

 

行こうかな~と思うと、行けるって言ってくださっていたり

 

いつでも 事前に準備すれば 行けるのですが

 

やっぱり 一番はシェルターの子たちの為に 時間を割きたいし

 

見守り隊さんも 保護できるわけでは無いから・・・給餌しか出来ないから・・・と言ってくださって

 

お任せしてしまっていました。

 

それでも、こんな 世の中になってしまいましたので

 

給餌仲間の方たちも 気にしてくださって

 

他県のボランティアさんは 福島に行かない決断をしてくださいました。

 

本当にこの決断は お互いの命を守るためにも 周りの方の命を守るためにも 大切な事だと思います。

 

関わっている 皆さん 猫や犬に関わっている方たちというのは

感染症への意識は一般の方よりもとても高い方たちですから

 

軽はずみな行動は絶対にしないと断言できる方たちばかりです。

 

 

夜ノ森の桜は震災後毎年見てきた方たちで この時期の福島への 思い入れも強くって

 

今年も間違いなく この時期に 沢山の方が訪れてくれると思っていました。

 

 

 

でも、新型コロナウィルス感染症の蔓延 緊急事態宣言

 

もうどこに 感染者がいてもおかしくない状態になりました。

 

関東もですが、福島県も同じく 感染率が上がっています。

 

そんな中で 県をまたぐのはどんな事情があろうとも するべきではないと感じていました。

 

もし、給餌に来る 関東の方が福島県にウィルスを持ち込んだとしたら

 

グループであっても個人であっても大変な事だと感じます。

 

私は、法人の代表なので すぐ 責任 に対して 考えてしまいます。

 

でも、そういう観点からも移動はするべきではないと感じるけど

 

他の方への感染を 自分が広げてしまった場合の 後悔 のほうが半端ない と思います。

 

もしそれで、感染者に重篤な病気の方がいて

 

亡くなってしまったら?

 

自分は感染していないし大丈夫 という 

 

根拠なき自信で 行動した自分に後悔しないでしょうか?

 

 

ともかく、私の周りの方たちは 賢明な判断をしてくださったと思います。

 

その代わり、しばらくは 福島組で 頑張らせて頂きますので 安心してください。

 

富岡町からだと どこに行くにもそれほど負担は無く給餌ポイントに回れます

 

この後 指針を出しますが、関東圏から福島県の 被災地の給餌ポイントに回ってくださっていた方で

この事情で行けない判断をしようと迷っている方がいましたらお伝えください。

代わりと言ってはおこがましいですがまわらせて頂ければと思っています。

 

どうか安心してお任せいただければと思います。

 

もし ご希望があればご相談ください。

 

 

 

 

昨日は そんなことで 給餌に回っていました。

 

カップフォルダーに消毒液を 常備

 

 

これとは別に、次亜塩素酸の消毒液を持ち歩いています。

 

 

トイレにはどうしても寄らなきゃなので、前と後に必ず。

 

旧避難区域は 日中 作業員の方であふれていますので

 

人はとても多いのです。

 

作業員さんには 感染症対策の指針が出されているようですが

 

ゴールデンウィークがやはり恐ろしいのです。

 

緊急事態宣言中ですが、

働いていらっしゃる皆さんは、帰省しない判断をしてくださるのでしょうか?


県は、緊急事態宣言の出ている県への移動の自粛や

県から出ないように自粛要望を出していますが

まだまだ福島県の緊迫感は低いと感じています。

そもそも、県のニュースを聞いたり、自分から県のページに情報を集めに行かないと


福島県のどこで感染者が出ているとか、

県からの要望は個人にはなかなか届きにくいですよね。

週末には関東方面に帰宅する方がとても多いこの地で、ちゃんと周知出来ているのか心配です。

 

福島県には全域で他県の方が多く働いている事情があります。

県が率先してこの方々に

こういう対応をとっているなど 一般へ公表して頂けないかと思うのですが、そういった発言がお伝え頂けないのでとても不安。


それは、勝手な憶測で感染が広がると思われている作業員も本当に迷惑だと思うのですよね。

※これに関しては 地元住民は勝手な思い込みをしている訳だけどみんなそう話しているのも事実で、 ゴールデンウィーク後に感染爆発が起こりそうで戦々恐々しているのです。







 浪江町

杉の木のポイント近く

 

桜も綺麗だけど あちこち 花桃 もとっても綺麗

 

 

別の場所

給餌のBOXが無くなってしまってからも 近隣の元給餌場所のお宅も気になって訪れます。

 

 

解体されてしまったお宅の敷地には、そこに震災前から植えられていた植物が

今も変わらず咲き誇っています。

 

ツツジにヒヤシンス

ボケ

芽吹いた若葉も美しいです。

 

沢山の子を救う事の出来た地区です。

 

今でも給餌は続けています。

 

 

すぐのところに 幼稚園と小学校

 

震災の次の年に ダチョウがここにいてビビった(;^ω^)

 

ここの桜ははじめてゆっくり見ました。

 

 

ここも ずっと守っている給餌場所

 

震災直後に ボーダーコリーのレスキュー依頼があって

給餌を続けていたけど、周りも沢山の子を救う事につながった。

 

ここねこさん に行った たまちゃんはこの近くで保護

 

亡くなってしまった遺体も沢山見た場所だけど

長年守っている場所です。

 

中学校は写真を撮っていなかった。

 

 

Tさん宅

 

 

BOXは無事ですが、餌は空っぽでした。

 

コンテナ屋上にはアライグマの糞がいっぱい

 

足場もアライグマがつけたと思われる足跡がいっぱいでした。

 

カメラをかけたのですがここのところいつも写っていなくて。

 

次回撮れていますように。

 

Tさん宅は 春いっぱいでした。

 

ツツジ

本当に艶やか

 

オオイヌノフグリ

今回の浪江とかつらおは このお花が本当に群生していて

なんか青っぽいと思うとかなりの範囲がオオイヌノフグリで覆われていて

とてもきれいでした。

あまり群生しているのって普段見ないんですよ。

他の植物に負けちゃって混ざっている感じで。

 

 

こぶし

桜が始まったから終わりかけです。

 

 

こちらも大好きな花 ヒュウガミズキ

派手さは無いけど、この色味がかわいらしいんですよね(*^^*)

 

水仙が沢山植わっていて見ていたら

常磐線の特急ひたちが!

 

近くに住んでいてもなかなか写真に収められたことが無くて(;'∀')

 

ちょっと嬉しかったです。

 

白花の桜

 

つくしさんもつくつく出ていました。

 

本当は佃煮にして食べたいところだけど

ここは浪江町なので我慢(;^ω^)

 

 

国道114号線を福島方面へ

 

ダム湖近くの高い地域も

桜が満開でした!

 

50号線に入って山道を進みまして葛尾村へ

 

葛尾村のポイントは 合計 8ヶ所

でも、給餌ではなく 様子を うかがうお宅は今回は抜かしました。

 

猫さんを確認出来た場所は4ヶ所

 

写真に収められたのは少ないですが、猫パラのアメショーの子

 

 

この冬も越せれるのか心配でしたが、元気に少しふっくらしたようにも見えました。

 

先によったFさん宅でも後ろ姿の猫さんを確認しました。

 

Kさん宅では

このタイプの台をここの場所に建ててからはじめて倒された!

 

被害は無くて、倒れただけだったので

起こして杭を打ち込んで立ててきましたけど

少し杭が短いかも。次回差し替えようと思います。

 

 

夏湯を回って風越へ

 

 

葛尾村全体は 阿武隈高地になるので

まだまだ桜の時期になっていません。

 

梅が終わりかけなのでもうそろそろですかね。

 

 

TNRでリリースした子がお出迎え。

 

私が車に乗って帰り支度をしたら戻ってきて食べていました。

 

 

 

この子は、ちょっと風邪もひいていて気になっていた子なので

見かけると安心します。

 

猫だまりのお宅に行き

保護の段取りを話し合いました。

 

今残っている子jは、出入りが激しくて

みんな揃っているという事が あまりないそうです。

 

たまに4匹揃うので

その際に、家の中から出さないようにして一度で連れて行くようにお願いしました。

 

どんどん子どもたちがいなくなったことで、お母さん猫は不信感がすごいようで

 

出来る事なら一度にまとめて受け入れたいと思っています。

 

お話が理解できているか微妙なので

現地でお話して理解してもらってと思いましたが

大丈夫かな・・・(;´・ω・)

 

ちょっと妊娠が疑われる子を見つけてしまったので

 

 

出来る限り早く 対応すると思います。

※猫だまりの近所の猫さん

 

葛尾村 風越の地域に行く入り口付近で

見たことない猫さんを見かけたりしました。

 

知らぬ間に増えているなんて場所が今年も増えそうです。

 

こんな時期ですが、歩みを止めるわけには行かないですね。

 

このところ閉じこもっていることも多かったのでいい気分転換になりました。

 

お花が中心のような報告ですが

 

被災地の美しい自然や

 

今ある 生きている姿を見てもらいたいと思っていますので

 

ご理解ください。

 

避難指示が解除される前は人もいなくて

手入れする人もいなかった植物たちも

除染にも負けずに 震災から9年が経っても咲き続ける姿は

 

本当に勇気も与えられるし元気になります。

 

こんな世の中ですが下を向くのではなく

 

明るい空を見上げて 頑張りたいですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***ご支援のお願い***

NPO法人 栖(すみか)は、福島県富岡町で活動する
『人間と動物が共に幸せになれる社会』を目指す団体です。

福島第一原発事故に伴う被災ペットや、適正飼育されず増えてしまった行き場を失った猫、
遺棄された猫、保健所で殺処分予定の猫など、
常時約60匹程度の保護動物が過ごすシェルターを運営しています。

現在は代表ひとりとボランティアスタッフさんと県内からのボランティアさんによって
お世話をしており、
活動は、お心を寄せていただいている全国の皆様からのご支援により支えられています。

物資・資金・マンパワーが揃わなければ成り立たない活動で、
医療費・光熱費・人件費など出来る限り節約して運営していますが、
支援金は先細り、まだ運営できるだけの事業が出来ていないので
経営状態は大変厳しい状況です。

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******保護猫サロン 栖 (すみか)******

◇完全予約制 里親希望のみ対応◇
富岡町の高台に位置する下郡山地区の保護猫シェルター内にて
保護猫と触れ合えるサロンを開設しました。

是非、夜ノ森のさくらの行きかえりにお寄りいただけますと嬉しいです(=^・^=)

 

《アクセス》 福島県双葉郡富岡町大字下郡山字真壁182-2

※グーグルマップで正確に来られます。

《営業日》 通常 木曜日から日曜日までの週4日間

※ しばらくの間 コロナウィルス感染症の影響を鑑み

土曜日と日曜日のみの営業とします。

通常に戻る場合は各サイトでお知らせします。

※遠方から来られる方 営業日以外はご相談ください。
※保護猫の体調次第で 臨時でお休みがあります。
※祝日は営業します。


《営業時間》 12時半から19時まで
※その他の時間は、ご予約次第で時間の調節はさせて頂きます。
 

《サロンご利用料金》
ご利用料金は、 「ご寄付」 という事で 基本の金額は定めていません。
入り口に募金箱を置いていますので、その中にお心づかいを入れてください。
※ご寄付はすべて保護動物のための活動資金となり動物愛護の活動に役立てられます。


《ご利用時間》
万が一込み合ってきた場合は入場制限や、ご利用時間を制限させて頂く場合があります。

 

《駐車場》

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