シェルターを運営するにあたり、

ただ皆様にお願いばかりして支援を募っているだけでは、必ず無理があることは

長年シェルターで動物のお世話をしてきて解っていました。

 

支援に頼らないで、将来の運営計画を立てるに当たり

どうしても自分として外せないことがありました。

 

震災が起きた2011年 

 

私は、この福島の原発避難区域での動物たちの惨状に目をつむることが出来ずに

ただ身体が動いて駆けつけてしまいました。

私の生まれ育った場所静岡県には、同じく 原子力発電所があります。

うつくしく自然豊かで、同じように動物たちが多く暮らしている静岡県

福島で起きた事が、自分の地元で起こったことのように感じ

20キロの警戒区域という見えない壁に閉じ込められた動物たちのことが心配でなりませんでした。

 

確かに当時は、動物の目線で活動していた気がします。

でも、それと同時に、ペットを置いてきてしまった事で苦悩する家族さんや、

まだあきらめず探し続けている家族さんのために自分が出来る事をと思い行動して

動物を通して知り合った方々の悲しみを自分のことのように共有しているうちに

気が付いたのです。

私は、人も大切なんだと。

 

前職は介護士で、福島県に2014年に移り住んだ頃から

この福島の介護士不足は目の当たりにしていました。

 

里親さんに、介護の仕事を頼まれたこともありました。

介護職への復帰をお願いされたこともあります。

 

それでも、動物たちの世話があるからと本当はやりたいのに我慢してきた自分がいます。

 

そこで思いついたのは、介護タクシーです。

超高齢化社会に向かっていく日本です。需要は伸びる傾向で

個人事業でやるので、時間の都合は自分で付ければ出来ると思いました。

 

なので、普通二種免許取得に奔走中です)^o^(

 

時間が無い中での取得なので、いつ取れるのか解りませんが(^_^;)

一応、4月中を目指して学校に通っています(^_^;)

 

たまにある試験勉強は大人になってからもたびたびあってすべてに落ちた事が無い私。。。

 

それでも、二種面って学科ちょー難しいらしく教官からは脅されています。

 

まずは資格を取って、それから事業立ち上げ

 

まだまだ先は長いですが、将来のシェルター運営の要となれるように頑張ります!

 

 

 

現在の動物保護活動には、高齢者問題はかならずついてまわります。

 

私もこの数年間で多頭飼育問題で入った現場で

高齢者が関わっているところがほとんどだったことを目の当たりにして

 

ペットと高齢者の問題というのは根深いと感じていました。

 

しかし、それなら高齢者にはペットを飼うなと言えますか?

現状もともといた子達をふくめて それは出来ない事だと思います。

 

新事業で出会うお客さんもまた問題を抱えた人かもしれません。

 

そういう現場に出会った時も、私は人にとっても動物にとっても幸せとなる道筋をさがして進みたい。

 

ペットと高齢者にまつわる話は

本当に目を覆いたくなるような問題ばかりだけど、目をそむけず対処できる

団体にも育てられればと思っています。

 

 

 

 

ブログ管理人 Kより

※忙しい会の代表より報告を受けて書いています