雑貨屋 TWO TREE -6ページ目

雑貨屋 TWO TREE

たまに開いてます。

好き嫌いもあるし
現在も時短&節約を第一に考える料理しか
作らない私。
シェフ達が腕を振るう外での食事も
わりと味わってきたほうだと思うが

母のご飯より美味しいご飯はないと思っているし、
事実、いままで食べた料理の中で
母の味を超える程おいしい!! と思ったものがない。

「あの人は本当に料理上手だった」
と母が言うのは母の母、私のおばあさんの事。

昔昔、コンビニはおろか
スーパーなんてものも存在しない時代。
(ていうか物自体がない)
共同の小さな畑と庭先の鶏から
おかずを賄って、
(ただし海産物は豊富だった)
調味料だって
今考えれば何があったのかというくらいなはずなのに

とにかくどんなものでも美味しかったという。
おせち料理は秀逸であったという。

私は一生味わえないが
おばあさんから母へ、そして私へと
つながっているであろう
いわゆるそれが、オフクロの味?

世の中が便利になり、
どんなに豊富な食材を手に入れられるようになっても
どれ程沢山の料理本を見られるようになっても

”お母さんに教わりながら一緒に料理をする”
という行為の前では霞んでしまう。

自分の舌が覚えている、
母のそれぞれの料理にある完成までの工程が
ひとつひとつ判明していくたびに
より一層愛着が湧いてくる。

「じっくり」
「これくらい」
「ファアっと」
「適当に」

頻発する、この意味の分からない単語にこそ
大事な事が隠れていると思う。

月に一度くらいは
ゆっくりじっくり
オフクロな料理を作ろうか。
食べるのは結局自分だけど。

ちなみに母の料理集に、鶏肉料理は無い。