SUMIOの七畳半研究室

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一言日記のコメントもここで!
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10/27
暇人なりに微妙に忙しくなったので、数回観て視聴アニメを絞ってしまいました。今は「とある科学の超電磁砲」「君に届け」「生徒会の一存」を毎週楽しみに観ています。

10/12
森博嗣のS&Mシリーズにハマってます。すべての娯楽の中でやっぱ講談社文庫はかなり自分に合ってる気がする。

10/8
AAランク 君に届け Aランク 魔法少女リリカルなのはA's Bランク ささめきこと Cランク 真・恋姫無双 
「君に届け」が予想を超えて面白かった。なのはは再放送だし、一期も見ていないのでここで評価すべきではないかも知れませんが、一度見てなぜ流行したのかがわかった気がした。今週か来週中に一期を観てみようと思います。

10/6
Aランク 生徒会の一存 WHITE ALBUM Bランク 乃木坂春香の秘密 Cランク そらのおとしもの Dランク ミラクルトレイン
生徒会の一存は賛否両論ありそうな内容だけど個人的には好き。ホワイトアルバムは前編を観てないのでまったく理解不能だけど名作っぽい雰囲気はする。乃木坂は原作を全巻読んでます。

10/4
「真剣で私に恋しなさい!」公式サイトの人気投票結果発表で、我らがまゆっちが一位になりました。・゚・(ノ∀`)・゚・。
まーゆっち!まーゆっち!!(*゚∀゚)o彡゜まーゆっち!まーゆっち!!(*゚∀゚)o彡゜

10/3
秋アニメ10月1-2日放映の感想
SSランク とある魔術の超電磁砲 Aランク けんぷファー Bランク にゃんこい!
一期を見てないにもかかわらず超電磁砲がめちゃくちゃ面白かったんですけど、これはさかのぼって観るべきなんでしょうか。

10/1
映像化を前に文学少女一巻を読んだ。次巻も買ってみます。


過去ログ
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エロゲー批評空間、2ch、その他諸々に対する考え

 今各所で話題になってる「Steins;Gate」。欲しい…欲しいです。でもこれだけのためにXBox360を買うほど、金銭的に余裕がないんですよね…。
 ところで、次のようなことを言うと脊髄反射的に一定の書き込みをする人がいます。「エロゲー批評空間」でも高得点の嵐!
 彼らの意見はようするに、批評空間は工作だらけでまともに機能していない、と。では実際そうなのかと言えば、そんなわけはない。確かに十個や二十個は妙なデータも混じっています。しかしそういうノイズはレビューの総数が多くなればなるほど軽減され、例えば300を越えるレビューが投稿されるころにはほとんど影響がなくなります。それでもまだ疑心暗鬼な人は有名なSQL「偏った分布の登録者を除外した場合の平均値 強化版」を参照してください。平均値にほどんど変動がないことがわかります。このSQLを使わずとも自分で作成してみれば一目瞭然です。
 
 また冒頭にも書いた「Steins;Gate」の紹介記事に次のようなサイトがあります。【ニュー速VIPブログ】有名なブログですので知っている人も多いでしょう。管理人さんは再三にわたって「Steins;Gate」を紹介しており、確かに恣意的ではありますが、作品を褒めていることに対して気を悪くするような偏った人間はそんなにいないでしょう。
 私も楽しく読んでいたのですが、たまたま見たコメント覧に以下のような書き込みが。


$SUMIOの七畳半研究室













 まぁ既存のコピペとほぼ同等の内容なのでいまさら指摘するまでもないのですが、妙に気になったので、人が来ないこちらで一意見に過ぎない書き込みをこっそりフルボッコにしたいと思います。ええ、ブログ始まって以来の過激モードでお送りします(笑)。
 
 まず、この貼り付けているデータについて。「Fate」や「Air」のような売上10万超えのタイトルと「CROSS†CHANNEL」や「車輪の国、向日葵の少女」のような一万弱の作品のレビュー数が同等だというのがおかしい、と言いたいのでしょう。
 
 それについての反論は二つ。まず一つ目、それは初動売上であって総販売数ではない。美少女ゲームセールス大手のamazonランキングを見てもわかるようにそれらはいまだに売れ続けています。新規プレイヤーが評判の高さに惹かれて次々と購入しています。CCが発売されたのは六年以上前。それなのに現在でもTOP50にランキングしている。それを踏まえた上でまだ一万弱しか売れていないとでも言うのでしょうか。
 二つ目。「エロゲー批評空間」に投稿するレビュアーは美少女ゲーマーの中でもコアな部類であること。全投稿者の平均プレイ本数はかなり高いです。加えて、ccと車輪はいわば、プレイしていて当然なタイトル。知らない人はいないし、エロゲーを語る上では避けては通れないでしょう。これに関しては一般論であるとしかいいようがない。つまり、5000人を越えるアクティブレビュアーのうち、二千ちょっとのレビューがあったとしてもなんら不思議はない。単純に初動売上とレビュー数を比較するのはどうだろう(;^ω^)
 そして気になったのが最後の一文。

 >基本的にここで暴れた作品の信者はエロゲギャルゲ系のスレでバカにされることを知らんのか

( ^ω^)・・・・・・・・・・・・

 いやぁ、私も一時期は食い入るように見ていたので知っていますよ。五割以上の人が「有名作品を褒めるのはかっこわるい」もしくは「好きなゲームを褒める奴は信者」と思っているあそこでしょ?そりゃそうでしょうね。馬鹿にされるでしょうね。だって有名な作品を褒めているんだもん。
 
 そもそも信者って言葉をどう思います?一部の人は「ファン」と意訳しているようですが、大多数の定義ではネガティブな意味合いに他なりません。彼らがいうには、世界には「信者」と「アンチ」しか存在しないようです。常識的に考えたらそんなハズがありません。作品が大好きな人もいれば、ニュートラルな人もいる。物事をなんでも二極化して考えるのは二つの事象までしか認識できないのか、もしくは二進法のデジタルな世界を先取りしているのかどっちなんでしょうね(汗 
 ……ここで一つ、「信者」という単語を使う人は著しく知性が低く見えます。「アンチ」は確かに存在するでしょう(なぜ自分の生活とはまったく関係のない作品のアンチになるのかはまったく理解出来ませんが)。その「アンチ」は作品を褒めた人を「信者」と揶揄します。ここでその「信者」による反論が始まり、制作会社とはまったく関係のない第三者による罵倒大会が開催されるのです。制作会社はなにもしていないのに、「アンチ」はさらに作品を嫌いになるし、熱くなりすぎた支持者はむやみに敵を増やす。社会が大きな機械だとすれば、これらの議論はまったく本体と噛み合わないところで懸命に回転している歯車と言えるでしょう。
 しかもその孤立してキュイーーーーンと独りで高回転している歯車が機械全体でみたら極小さなものであったならば目も当てられません。事実、その“掲示板”を見ている人は全美少女ゲーマーのなかでは半数もいません。存在くらいは知っているでしょうが、毎日のように入り浸って、せっせとサーバーに負担を掛けているひとはほんの一握りと言っても過言では無い。
 上の彼はさも自分の裏には大きなバックがいるんだぞ的な思春期の不良少年のようなことを言っていますが、多くのひとにとっては痛くもかゆくもないという実に不思議な現象が起きてしまうわけです。(ノ∀`)アチャー

 
 関係ないですが、「Steins;Gate」を評価したレビュアーの各得点や過去レビュー数合計を表示するためのSQLを他の人を参考にして作成しました。

SELECT R.play_tourokubi as 登録日, R.uid as ユーザ, R.tokuten as 得点, (select count(R2.tokuten) from userreview as R2 where R.uid = R2.uid and R.play_tourokubi > R2.play_tourokubi) as 過去レビュー数, (select count(R2.tokuten) from userreview as R2 where R.uid = R2.uid and R.play_tourokubi < R2.play_tourokubi) as 未来レビュー数, (select count(R2.tokuten) from userreview as R2 where R.uid = R2.uid) as レビュー数合計, substring(R.hitokoto, 0, 40) as 一言 from userreview as R where R.game = 12797 and R.tokuten is not NULL order by R.play_tourokubi

 これを見てわかるように、現時点では総数が少ないことから充分に洗練されているデータとは言えないですが、「過去に多くの作品をプレイ済みのレビュアー」もこの作品に高得点を付けているのがわかります。なぜこのテーブルを出したかといえば、単に批評空間における「Steins;Gate」の得点は工作だ、と安易に発言している人に対するささやかな反論。他意はありません。誤解のないようにさらに付け加えると、私はこの作品をプレイしたことが当然ながらないので、点数に関してはぶっちゃけあまり興味ありません。惹かれはしますが。唯一興味があるのが、何度も書いたように安易に統計を批判する人だけ。世の中、「信者」「アンチ」「工作」などと夢物語のような憶測に夢中になって、本来の楽しみを失っては悲しいと思います。ゲームは楽しむためにあります。評価する際には、金銭を受け取る評論家でもない限り、大いに主観をいれるべきです。自明ではありますが、基点を失って議論に熱中している人は再考してみてはいかがでしょうか。

森博嗣 「犀川・萌絵(S&M)シリーズ」 感想

 日頃からとりわけ、講談社文庫を愛読していますが、なかでもかなりお気に入りのシリーズが、森博嗣の犀川・萌絵シリーズ(通称、S&Mシリーズ)。これらは通常ミステリーに分類されるのでそちらに主眼を置いて評価されることが多いのですが、私は推理小説や探偵小説の類だとは認識していません(こんなことを言えばファンの人に怒られそうですが…)。もちろんミステリーパートが大部分を占めているのですが、それらはあくまで物語に動きを与えるための補助的な役割を果たしているに過ぎず、メインは主人公二人の哲学、思想、恋愛にあると勝手に思っています。
 三ヶ月に一冊という驚異の刊行ペースのためかは不明ですが、ミステリーとして読むにはちょっと厳しい部分も少なからずあります。私も一部、推理することを放棄していましたし…。けれど、主人公の一人で、大学教員である犀川が語る独自の思想や物の見方には大きく感銘を受け、「ほーう」とうなりながら繰り返し食い入るように読みました。
 なぜこのような作品に仕上がったかといえば、著者のバックグラウンドが大いに影響しているからだと思われます。著者である、森氏も犀川と同じく大学の助教授でした(このシリーズを執筆した当時は)。だからこそ、にわか仕込みな知識は存在せず、学者としてのリアルで高度な思考法による考察が随所に散りばめられています。比較対象として、某青年作家は同じプロセスを踏んでいてもどこか背伸びしている感じが否めないのですが、こちらの描写にはそれが一切感じられません。この作品群を読めば、おそらく著者自身にも興味がでてくると思われますがそこは安心してください。森氏は自身の過去や思想を綴ったエッセイ等を多く発表されていますので、知的好奇心を満足させてくれます。まだシリーズを未読の方はまずwikipediaなんかを読めば視点が拡がるかも。
 ではまず、第一シリーズである「S&Mシリーズ(全10冊)」の簡単なレビューをしていきたいと思います。

すべてが F になる

 すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)
 そもそも本書を読もうと思ったのは、第一回メフィスト賞を受賞していたことが理由。初めて読んだときは著者の思想や魅力を充分に理解していなかったためか、それとも読み方が浅かったためかは不明だが、絶賛するほどは感銘を受けませんでした。魅力に気付いたのはシリーズ10作全部を読み終えて、二度目の読み返しの時。
 のちの作品に比べれば、思想の割り込みが強引だったり文章が多少荒削りだったりするかも知れませんが、シリーズ中1、2を争うほどおもしろい。先に推理要素はあまりないシリーズだと書いたが、本書はミステリーとしても抜群にイけてることは強調したい。
 理系でないと理解出来ない、なんて一部で言われていますが、PC知識が一定以上あれば文系でも問題ありません(なくても楽しめる)。いかんせん15年前(1994年)が舞台であるため、若干時代がかった設定(主にPC技術)ですが、今でも充分に通じるでしょう。登場するキャラも後々重要な役割となるので、出来れば読んでおきたい一冊。

冷たい密室と博士たち

 冷たい密室と博士たち (講談社文庫)
 シリーズとしては二作目ですが、多くの人が知っているとおり、こちらが森博嗣処女作。約一週間で書き上げたそう…。
 大学の実験室を舞台にしているが、さすが作者自身が大学人なだけあって妙に描写がリアル。それがとても心地よい。作品自体は割とオーソドックス。正統派といってもいいのかもしれない。

笑わない数学者

 笑わない数学者―MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)
 理系の学者にふさわしく非常に複雑なストラクチャを内包している作品(らしい)。メイントリックはまさしく、自明。が、あまりに簡単すぎるトリックに腹を立てる人が少なくないらしい。答えが出ていないこともミステリィ。書かれていないこともまたミステリィ。ふむ、私も再読してみます。

詩的私的ジャック

 詩的私的ジャック (講談社文庫)
 あんまり覚えてません(∀`*ゞ)テヘッ これも読み返してみます。
 どうやらシリーズの中でも評価は高いみたい。

封印再度

 封印再度―WHO INSIDE (講談社文庫)
 この巻で森博嗣熱が再燃しました。ここからS&Mシリーズ第二部と言ってもいいのではないでしょうか。いやもう、べらぼうに面白い。この巻から最終巻までの所要時間はたった五日ほど…。前四作の数十倍のペースで読みました。
 特に犀川と萌絵の距離が急接近。犀川先生、あんた男やで…!二人の人間味というものが初めて強く感じられた。
 トリックもシリーズ中一番驚いた。この作品に限っては自分なりに推理しながら読み進めていたんですが、まさかそうくるとは、脱帽です。最高!

幻惑の死と使途

 幻惑の死と使途―ILLUSION ACTS LIKE MAGIC (講談社文庫) なぜか奇数章しかないと思えば、どうやら次巻と時間的に同時進行らしい。けれど二冊を交互に読めというわけではない。登場人物も別で、ところどころリンクしているだけなので、安心して一冊ずつ読んでいけばよい。
 これもトリックが驚異的。ミステリーでいえば、森博嗣作品トップレベルの完成度だと思われる。

夏のレプリカ

 夏のレプリカ―REPLACEABLE SUMMER (講談社文庫) 前の巻に登場した土萌がメイン。大好きな犀川先生と萌絵があまり出てこないので、まぁこういう話もあっていいか、というふうに冷静に読んでいたら、最後には思わず目頭を押さえていた私…。
 ラストのチェスシーンがやばいです…。かなり好きな一冊。

今はもうない

 今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫)
 読み始めて数秒でわかるが、このシリーズとしてはかなり異質な一冊。それもそのはず、うだつの上がらない40男が語り部として、物語が進んで行く。このおっさんが「西之園さん…」と嫌らしい目で我らがヒロインを見ていて思わず竹刀を持って小説の中に飛び込みたくなったが、まぁ彼も誠実で頭が切れて悪い奴ではないです。
 私も微妙に気付いていましたが、最後は絶対に驚くはずです。多くの人が大絶賛する一冊。

数奇にして模型

 数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫)
 かなりディープな一冊です。というのも、鉄道や飛行機の模型に始まり、美少女フィギュア、コスプレ、はてはネクロフィリアと思われるものまで多数登場して、視野の狭い人間ならばどん引きすること必至です。著者自身もあえて先入観をもたれそうな描写をしていますが、もちろん悪意を持って書いているわけではありません。なにせ、彼自身が生粋の模型マニアですから。
 文庫版で700ページ超というなかなかの分厚さで読み応え抜群。犀川と萌絵の関係にあまり進展がなかったり。

有限と微小のパン

 有限と微小のパン―THE PERFECT OUTSIDER (講談社文庫)
 最終巻にして、1000ページに届きそうな大ボリューム。文庫にしてはお値段もなかなかにプレミアム。
 これがシリーズのラストなわけですから、総決算ともいうべき、見事な作品に仕上がっています。とりわけ驚いたのが、過去数巻に渡って敷かれていた伏線が一斉に回収されるシーン。読み返してみて、なるほどなーと感心しきりです。
 トリックに関しては「え……?」とあまり納得できたりできなかったり…ですが、森氏がいう、「西之園の解放と、犀川の喪失」(森博嗣のミステリィ工作室、p.261)という究極のテーマを描ききったので、続きを切望しながらも、一つの区切りとして非常に満足しました。それぞれ複雑な過去を持ち、様々な苦しみに行き当たったと思うが、これにより、ようやく憑きものが落ちたのではないか。二人の恋愛はこれから始まると思う。

とある魔術の禁書目録/とある科学の超電磁砲

 ブログのタイトルにそぐわない日記がここ数日続いていますが、ご勘弁を。先日トップページの一言日記にも書いたとおり、今期開始の「とある科学の超電磁砲」を観てあまりにも面白かったので、前作である「とある魔術の禁書目録」のDVDをすべて視聴しました。
 ……なんだこれは!?面白すぎる!!なぜ今の今までこんな凄い作品を見逃していたんだろう…?確かに世間では結構話題になっていて、名前だけは知っていました。けれどそれでも観なかったのは私の痛恨のミス。いやもう、アニメではかつてあまり例がないくらいハマっています。
 
 ストーリーは複雑なようでいて単純。設定や舞台背景が一見ややこしいんですが、SF(?)に興味のある人もない人もすぐに理解出来ます。本編「~禁書目録」の見所はと言えば、「超能力」の設定と魅力的なキャラと少年漫画的な展開。魔術がどうとかの部分は正直あまり好みではなかったのですが、科学に基づいた超能力の設定は大好物。「レベル~」という分類でそれぞれの強さが明確にわかるところなんかは私の心の奥底に眠っている厨二精神を大きく刺激します。キャラは全員が本当に魅力的。御坂や黒子なんかは目に入れても痛くないくらいのクリティカルヒットだし、インデックスもめちゃくちゃかわいい。主人公も基本アホなんですが、その実、頭の中ではきちんと物事を冷静に分析していて好感が持てます。クライマックスでは少年ジャンプの主人公並にカッコ恥ずかしいセリフを叫んでいて非常に熱い男です。
 
 とある科学の超電磁砲 1―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス) とある科学の超電磁砲 2―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス) とある科学の超電磁砲 3―とある魔術の禁書目録外伝 (3) (電撃コミックス)
コミックス「とある科学の超電磁砲」1-3

 原作ライトノベルの一巻がアマゾンに在庫がないみたいなのでそちらはまだ手を付けていないんですが、スピンアウトであるコミックス「とある科学の超電磁砲」はすべて読みました。白状すると最初の数ページはイマイチだと思いました。絵も微妙(当初の印象)だし、コマ割りやキャラの描き方がうまくないな、と。しかしそんな思い込みも一巻の半分を読み終える頃には払拭されており、目を覆いたくなるくらい熱中している男がそこにいました。巻を追うごとにどんどん面白くなっていくし、メインである御坂と黒子がホントに可愛く描かれている。
 それを踏まえて録画してあったアニメ版の「とある科学の超電磁砲」を見直すとさらにすごい。説明不足な点や展開を盛り上げるためのオリジナルシーンの差し込みが非常に的確に作り込まれているし、キャラの表情一つ一つをとってもすごく生き生きとしている(言うまでもないことですが…)。まだ一話だからかも知れませんが、前期より丁寧に作られている予感も。オープニングもかっこいいし(今調べたら、一話だけで再生回数が二桁になってました…)。個人的に、今期ナンバーワンは断然これに決定しました。今後の展開も非常に楽しみです。他の方はどれを注目しているんでしょうか。
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