アメブロを再開していこうと思えるように
店も私自身も少し落ち着いてきたように思います。
長らくお休みしておりました。
ホームページや健康通信でお伝えしておりましたが、
店を引っ張っていた母が3年前に脳卒中で倒れてしまい、
突然の店の引継ぎに、6ヶ月の入院を経てリハビリ介護が始まり、
ただただ、目の前の出来事をやり過ごすことで一杯でした。
初めてのことだったので、まずは店の継続に集中させていただき、
子宝相談をお休みさせていただいておりました。
その中でも、こちらの事情を知っていただいた上で子宝相談に
来ていただいているお客様もおられ、本当に有り難かったです。
この3年の間、店のこと、父に対して、母に対して、介護に対して、
色々と考え直したり、思い込みに捕らわれていたことにも少しずつ
気がつくことができたりと、しっかりと向き合っていなかったことに
向き合うことができたように思います。
それは今も継続中ですが、その中で一番に思ったことは、
余裕がなくなってしまうことです。
気持ちに余裕があるかないかで、
体にも言葉にもダイレクトに影響します。
私は介護を通して感じたのですが、
先が見えない=自分が思っている結果がいつになる分からない
ゴールに向かうことは本当に辛いものです。
母はリハビリを頑張れば、8割の回復が見込める可能性があると
退院してきましたが、3年たった今も退院時とほとんど変わらない
状態です。
リハビリの量、方法も関係しますが、
左半身麻痺と高次脳障害を抱えている中で、
がんばれるだけ頑張っていますが、
本人にとってこの現状は本当に辛いですし、
見ている家族も本当に辛いです。
この状態の場合は、ここまでのリハビリをすれば、
ここまでの結果がでます
という指標もないので、余計にです。
これはリハビリ介護に限らず、
子宝にも他の病気にも言えるのではないかと思います。
体を回復させる、整える力は個々人で違います。
だから、はっきりした指標もとくにありません。
目標があっても、その過程ではっきとした進歩が分かればよい
のですが、それも個々人で幅があるので、それも分からない…
がんばろう、がんばっていこう、と思っていても、
言い聞かせて何とか踏ん張ろうと思っても、難しいです。
そんな気持ちとどう向き合っていくかが本当に大事で、
そうするには心に余裕がないとできません。
やさしく接しようと心がけても、余裕がないから、
つい言葉も接し方もきつくなってしまう…
気遣ってくれる言葉をかけてくれても、
素直にその言葉を受け入れられない…
そんな自分が嫌になって落ち込んでしまい、
さらに心の余裕がなくなってしまう…
そういった経験を合わせて、少しでも悩んでいる事を一緒に
お体を整えるサポートしながら解していければと思います。
ブログ更新を後押ししていただいたのが、
この3年の間にご縁をいただいたお客様が本日、
生後6ヶ月の男の子を連れて会いに来てくれたこと、
そして、緊急事態宣言発令前にもお子さまとご一緒に
ご来店いただいたお客様です。
お客様のご了承を得てお写真を掲載させていただきました。
ありがとうございます。
今日からまた自分のペースで更新していければと思います。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。