旗をかかげつづけること | 墨田区の子どもを放射能から守る会

墨田区の子どもを放射能から守る会

〜活動報告ブログ〜

放射能の問題に不安を抱くママパパが集まり、
育児のこと、食生活のこと、放射能問題など
交流することを基本に活動しています♫

昨日開催した「田中優氏講演会~放射能下の日本で暮らすには」には、
130人を超えるかたに参加していただきました。
会場にきていただいたみなさん本当にありがとうございました。

全体像

また、当会は子育て世代を主な対象にしていることもあり、安心して子どもをあずけ、講演会に参加できるよう保育室の準備も力をいれてきました。当日は10人を超えるボランティアスタッフの方に協力していただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。

保育室

★保育室ではボランティアの方による「紙芝居」の読み聞かせも!素敵。

講演会の準備にあたっては、会の活動に賛同していただいた皆さんに、名刺広告も協力していただきました。今回の130人という数は、一つ一つのつながり、協力があってこその130人です。
本当にありがとうございました。

当会の会員は現在30人弱。
子育て中のメンバーが中心のため、どうしても思いはあっても
活動に参加できないメンバーもいます。
私自身も会に参加してから2人目の子どもが生まれ、
育児休暇中は活動を一時休止した時期もありました。
毎月集まれるのは10人弱です。
そういった条件のなかでも「放射能から子どもたちを守りたい」その思いで集まり、
支えあい、励まし合いながら活動をつくってきました。

どうやったら世論を広げられるのか
どうしたら多くの人に講演会に参加してもらえるのか…
何度も話し合い、講演会をつみかさねてきました。

昨日会のメンバーが、会場の殆どの机が参加者でうまる姿をみて
「涙がでそうになりました」と笑顔でいった言葉を忘れることはないと思います。

継続していくことは大変なこと
世論をつくることは簡単ではないけれど、
掲げた旗をおろすことなく、高く高く掲げつづけます。

田中さんの講演会のなかで、放射能による人体の影響が大きくあらわれるのは、チェルノブイリ事故のデータをもとにすると2017年だとありました。また、講演会に参加していただいた「NPO法人 免疫療法を支援する会」から、福島第一原発事故後、多くの子どもたちの内部被ばく検査をしてきたが、検査をした子どもたちの半数が、一キロあたり8ベクレルという値になっていることを報告していただきました。
少しずつだけれど、確実に子どもたちや私たちの身体のなかに原発事故由来の放射性物質が蓄積されていること。内部被ばくから子どもたちを守る運動は、これからさらに必要になることを再確認した講演会でした。

これからもたたかいます!
この指とまれじゃないですが、いっしょにやりたい方、
いつでもお待ちしています!!ヾ(@°▽°@)ノ