卒業シーズン。
新しい学校へ、新しい職場へ、新しい環境へ。
不安も期待も一杯一杯な季節。
私は、実は、学生時代算数・数学が大の苦手で

テストは、下手したら選択問題しか正解しない時もありました

受験の時は、そんな苦手数学を国語と理科と社会の点数でカバーしてました

中学卒業するときに、高校には赤点っていうルールがあって、このまま高校行ったら赤点ばっかり取って進級出来ないかも。という情報を知り

こりゃヤバイぞ・・・

で、発起

卒業生は、卒業式終わったらちょっと長い春休み。
本屋さんへ行き、一から分かる数学みたいな参考書と問題集を数冊購入。
そして、一年使ってたのにとても綺麗な教科書を使い

マーカー引きながらひたすら教科書読書。例題の解き方をさらに分解して自分なりのコメント付けて読み。
そして、教科書と同じ範囲の参考書にさらに書き込み。
教科書読んで、参考書読んで・・・
そして、一冊目の問題集は、答え丸写しして、教科書と参考書を読みながら、自分でどう解くか解説を書いて・・・
読みながら、気が付いたらコメントを書く・・
書いて読んでの繰り返し。
そして、十分理解出来た所で、もう一冊の問題集を解く


私は、同じ問題集を二冊ずつ買ってました。
満足したら、また新しい問題集へ。
そしてひたすら繰り返し。
最後は、数学出来てる女の子を装い、高校から出ていた春休みの課題問題集を解いて春休み終了

高校入学して、すぐ復習テストがありました。
採点されて、返ってきたテスト答案見てビックリ

95点
今の今まで、数学の点数で取ったことない点数。
何なら間違えている箇所のほうが圧倒的に多かったのに、当たっている箇所の方が多いのかー。
丸が一杯付いてるーーー
あら私数学得意じゃん
(自画自賛の思い込み

)
その後の高校の数学の授業は、すんなり付いていけるようになり、数学の成績は、常にトップ3でした。
高2の進級時には理数系コースに行きました。
進学も理系で、後々に簿記の資格を取り、経理課に就職しました。
そこからずっと経理畑。一昨年、スキルアップを目指して経理を兼任しながら販売管理のお勉強中。
振り返れば、春休み。
あの日。
発起してなかったら、どんな人生を歩いたんだろう。
苦手だ。と思ったままだったら。
だからこそ、苦手で分からなくて弱腰になっていることと向き合うのは大事だと思った。
人は追い詰められると強くなるというのも一理あるかも。
で、苦手を取り込んで自分のスキルにしたら、すごい味方になってくれた。
自信になってくれた。
得手になった。
そして、進む自分のルートになった。
不得手は得手に変えられる。
私の座右の銘です

卒業された方々おめでとうございます。
新天地まであと少し。
ちょっと時間ある時に、向き合えるものと向き合ってみては
