超個人的な中受塾情報です。
匿名掲示板なみの信憑性とお考えください。
初めての中受、両親中受経験なしだと基本的な情報を集めるのも大変ですよね。
そんなところから、ごく身近な例まで書いてみます。
中受初めての方向けのあくまでも参考に、ね。
 
サピックス
今や上位校は寡占状態の、難関校狙いの塾です。
元々、四谷大塚と日能研が二大勢力だった時代に、同じく上位向けの塾だったTAPから独立した有名講師陣が始めた塾。
ってどっかで聞いたことある話ですねーウインク。歴史はめぐります。
おにいが受験始めた頃、それまで四谷の合不合も受けていたサピックス生が
サピックスオープンしか受けなくなり、
合不合の偏差値の価値が変わった、と聞いた気がします。
5年の平日週3日をいかに乗り切れるかが正念場です。
グノと同じく6年2学期までお弁当はありません。
 
授業は、当日渡されたテキストをもとに行われ、そこから宿題が出ます。
カリキュラムの進みはすごく速いと言われてましたが、
四谷大塚の予習シリーズも改訂をして
ほぼ同程度になったらしいですし、
グノはもっと速いらしいですあせる
 
テキストが本になってない、解説が少ないため、親のフォローが必要とも言われます。
それが難しくて、サピの個別(プリバード)その他個別を併用する人もいます。
質問は授業後に「質問教室」がありますが、順番待ちが長く複数質問ができないと聞いています。
(→複数質問できました!というコメントいただきましたので、複数出来るようです!)
 
校舎の規模によって、1学年20クラス近くある大規模校と
数クラスの小規模校があり、雰囲気もかなり違うようです。
大規模校舎だとテストのたびにクラス変動があり、
数クラスごとにブロック分けされたブロックの移動などもあり、日々競争です。
6年後期のSS(日曜の学校別対策)も複数クラスがあり、
毎週のクラス順位で合格が読めると言われています。
競争好きな男子は大規模校、のんびりタイプは小規模校と自然と別れている感じです。
何となくサピで始めちゃったものの、子供は勉強しないし、
強烈な偏差値見せられちゃうし受験止めようかなショボーン…と嘆く母を多く見ますが、
歯を食いしばってついていけば、第一志望かはともかく第三者的には充分満足出来る進学先を得ている印象があります。
それでそのご家庭が満足しているかどうかは、また別の話ですが。
 
日能研
Nカバンでお馴染みの老舗ですね。
どのレンジにも対応可能で、先生も古くからの方が多いようです。
志望校判定の模試等も全て自前で運営しており、日能研で全てが完結する安心感上差しがあります。
授業はお弁当持ちで比較的長い印象がありましたが(学童代わりに、という話も聞く)、
取るコースによっては、軽めの拘束で済むらしい?すいません、詳しくはお問い合わせを。
私の周りでは、そこまで激しく受験したくない、手堅い学校狙いの方が多かったです。
でも、テキストがモノクロで子供が自習しづらいと聞きました。
教室、先生の雰囲気とも、放課後の第二の学校って感じがしました。
きっと他の塾以上に上位クラスと下位クラスの雰囲気の差が激しいと予想されます。
負担を軽くと考えて、緩めに最後まで行ってしまい、考えていたところにあと一歩だった、という例が周囲に幾つかあります。
もちろん、そうじゃない例もあると思います。
6年の志望校対策として、サピなどではあまりない中堅校の日特があったりします。
6年の前半では子供は模試、親は隣の会場で多数の学校がブースを出す説明会があったりします。
元が神奈川で強い塾なので、神奈川方面の情報は特に厚いです。
 
早稲田アカデミー
一番強いのは高校受験で早慶付属に入るための塾って印象でしたが、中受でも勢力伸ばしていますね。
いわゆる体育会系えいえいおーグー!に抵抗がなければ、熱い先生に教われます。
親が入口入ったときの、
教職員一斉に立ち上がっての
こんにちは❗
にビビってUターンしそうになったのは、私です滝汗
カリキュラムもテキストも全て暑い&厚い。
最終的には週5?になるお弁当作りというハードルが越えられるかも
共働き家庭には大きな問題です。
でも、共働きの友人は職員の方に
「今日はランドセル持ったままテキスト持たずに来たので、コピーして渡しましたグッ!」
とかしょっちゅう電話もらってあせる
他の塾では絶対受験までたどり着けなかったと言ってました。
意外と授業は延長なく終わるので、帰りは早いし夕飯済んでるので
生活リズムは保ちやすいと思います。
 
テキストは、四谷大塚の予習シリーズと早稲アカ独自のテキストを併用します。
ですから、半年に1回大量のテキストを買わされます。
そのボリュームを宿題でこなすので、類題演習が非常に多いです。
原理を理解してそれを習熟出来る子はいいですが、
やっつけでこなす、答えを写す子が出てくるので注意です(←うちのおにい)。
例えば、漢字1文字20回!ていうのと、
来週までにテストで書けるようにしてこいっていう課題の与え方の違いですね。
模試も基本四谷大塚の模試を利用します。
土曜のYT(テスト演習)も強く勧められることが多く
4,5年から土日も含めた通塾日数が多い印象があります。(もちろん6年も)
合宿もほぼマストで、子どもが行きたがるため、行かないという選択肢はないそうです…
 
6年になると気になるのは、NNの存在ですよね。
早稲アカの合格実績がNN受講の他塾生を多く含むのは周知の事実ですが、
本科生は余り数字に囚われる必要はないと思います。
他塾生も来たくなるほど充実した志望校対策だと思えばいいですし、立ち位置もそこでかなりわかります。
ただ現状の、NNのないボリュームゾーンを志望している子への対策は少し手薄なのかな?とちょっとだけ思います。
NNのギリギリラインを押し込む力がその他の学校についてはそこまで働かない感じ?
まあ、それはどの集団塾でも起こる問題ですし、それだけNN校に押し込む力は強いってことですが。
 
長くなったので、今日はこの辺で!