最近、考えさせられることがいくつかあり、

「子どもに中学受験を説明する難しさ」について考えさせられました。

 

1つは、とても仲の良い同級生。

4年初めから通塾開始し、大学付属を見て回ってました。

飲む機会も多かったので、聞かれるがままに

お勧めの学校をいくつか教えたりもしました。

でもなかなか第1志望が決まらないなぁと思っていたら

衝撃の事実が。

6月に見学に行った付属校でその子が

「私、大学受験するよ?」と一言。

親はえええーーーっです。

そこから慌てて進学校を探し始めるものの

なんせ条件が難しい。

「中堅校で自由でトラディショナルな共学」

えっと…ないですあせる

学校探しするときは、親の知りうる限りの情報を伝える、

私立の学校には大きく分けて進学校、付属、半附属があるとか

共学、女子校、男女別学があるとか、

小学校からの子がいるかいないか、

そんなことから説明して希望をすり合わせないといけないんだなぁと

改めて思いました。

 

それで思い出したのが、友達一家のこと。

通塾開始時にグノを検討してるということで、

子どもも一緒に遊びに来てくれた時のこと。

最初、塾の違いや勉強の仕方の話をしていたのですが

全然子供に自覚がない…と嘆いていたので

「ねぇねぇ、なんで受験するか知ってる?」

と子どもの方に聞いてみたら、キョトン目

やっぱり。

「中学ってね。受験しなくても近くの〇〇中にみんな入れるんだよ。

でも、ちょっと遠くても行きたいと思う学校があったら、

入れてくださいって申し込むの。

校舎がきれいとかやりたいスポーツがあるとか

お勉強をしっかり教えてくれるとか学校によって色々で

何より、高校に入るときにそのままその学校に上がれるんだよ。

でも、学校って教室の数が決まってるから、入れる人数が決まってて

沢山の人が入れてくださいって来たら、全員入れられないでしょ?

だから、テストをして成績順にここまでの人は来ていいですよって決めるの。

6年生の2月にその試験があるから、それまでに行きたい学校にいいよって

言ってもらえるように勉強するんだよ。

200人来ていいよって決まってる学校は、1番から200番までの人は入れるけど

201番以下になっちゃうと入れなくなっちゃうの。

それ、悲しいでしょ?」

と説明したら、

「そーなんだビックリマーク知らなかった!」って。

隣で友達の方がビックリびっくり

「そっかー、そこからかー。説明してなかった。

気づかないでこのまま走るところだった、危ない~」

って。

 

きっと、1人目受験のかなりの人が

そこの部分説明はしょってるんじゃないかなと

思うことがある。

大人には常識で見えてることでも

子どもには見えてない。

ってことに気付かずに、勉強しない!って

怒っちゃってること、多いんじゃないかな?