小松地獄とは……
自然の中での地熱を観察できる場所。
地面から立ち上る湯気がすごい。
なぜ小松地獄に行ったのかというと
7月に書いたブログ「小松地獄で起きたこと……」の雪辱を果たすためだ。
前回は…
この小松地獄の地熱で作る茹で卵が美味しいと聞いて、意気揚々と持っていったのに、
茹でてる間に遊歩道を散歩していたら
卵が全てカラスに盗られてしまった……
なので。
今回は遊歩道を歩かずに、ちゃんと茹で上がるまでは卵を常に見張り続けることを誓った(>д<)ノ
前回はどしゃ降りだったが、今回は雨も降っておらず遊歩道は歩きやすかった。
卵を茹でるエリアに向かっていると…
先に観光で来ていたお姉さん方が、案内の看板を見ながらこう話していた。
「なんやなんや~ここで卵が茹でられるんかいな~!でもあたしら持ってないね……知らんかった…持ってきたら良かったね…」
「茹でるカゴだけ持って写真撮る~?」
「そんなん嫌やわ~」
すると、
私(と家族)に気付いたお姉さんたちが話しかけてきた!(o゚Д゚ノ)ノ
「あんたら卵準備して来たの
ええなぁ、ええなぁ……」
(興味津々な眼差し)
その後…
人数分無くて申し訳ないけれど、味見くらいならできるかな?!と思い卵を分けたら、
「そんな、ごめん余計なこと言ったせいで気を遣わせてもたーーでもありがとねぇこれで思い出ができるわ」
と、大層喜んでくれて、私も嬉しくなった。
聞けば、そのお姉さんたちは大阪から観光に来たそうで。
大分にいる知り合いの方と一緒に温泉など色々と観光地を楽しんでいる途中で、小松地獄に寄ったところだったらしい。
「これ、大阪の限定品だから」
なんて冗談を言われつつ、未開封のミンティア(全国で売ってるやつw)をお礼に2個ももらってしまった。
こっちは卵2個しかあげてないのに…
明らかに卵代よりも高いお返しをもらってしまい逆に申し訳なかった(^_^;)
(こんなことなら卵6個パックじゃなくて10個パックを買ってくればよかったなー)
約92度の湯のなかに投入!
そして、卵が茹で上がる10分間の間、大阪の方と色々と話しながら過ごした。
「前回来たとき、茹でてる間にカラスに全部卵をとられたんです。だから今日はリベンジに来たんです」
と言ったら、
「あらーそうなんやねなら今回は大阪のカラスに卵とられてもうたなあ」
なんて返されたりして、めっちゃ笑った
地熱からの湯気が熱い~!とか、
カゴの持ち手が短い!とか色々言ってるうちに10分のタイマーが鳴り響く。
茹で上がった卵。
硫黄臭い泥がかかっていて、触るのが困難なほど熱い。
さて帰ろうかと立ち上がると、大阪のお兄さんが「記念に撮ったろか?」と気を利かせてくださって、家族と私の写真を撮ってくれた。
家族を単体で写すことはあっても、自分と一緒に写ることはあまり無いから、撮ってもらえて何気に嬉しかった。
そして、別れの時…。
お互いに「ありがとーそれじゃあまたー!」という感じだったけれど、
自分的に、本当はとても寂しかった…
ほんのわずかな時間だけどすごく楽しかったから…
また本当にどこかで会えたらいいのにな( ;;)
別れの後、
早速、肝心の卵の茹で具合をチェック。
念願の小松地獄茹で玉子!
しっかり茹で上がっていた感動した!
黄身も良い色。
めっちゃ美味しかった。
なんで源泉みたいなので茹でられた卵って普通より美味しいんだろう?
硫黄が香るような感じ?なんか普通と違う。
それにしても、無事に作れて良かった。
かくして。
前回のリベンジを果たせたのであった。
そして、一期一会の楽しい出会いによって、良い思い出にもなった。
小松地獄また行きたい。
今度行くときは、10個パックを買っていくことにしよう。
(大阪の方たちから別れ際に「ネットに載せていいよ~」と許可をいただいたので詳しく書かせていただきました。念のため)