出会いからお付き合い、そして3ヶ月目くらいまで。
お互いに恋してたのに加えて、「運命に恋してた」というのも確実にあった。

奇跡的なタイミングでの出会い、発展、共通点の数々・・・。
「運命の人に違いない」って、確かに思った。

それは、幻想的なヴェールのようなもので。
二人の恋を美しく飾ってくれた。

しかし、それは良い事ばかりじゃない。
奇跡的にタイミングが合ってきたことに酔いしれていた反面で、タイミングが合わないことへの耐性を失っていた。

先週、何故か、俺が少しだけでいいから話をしたいタイミングで、全然連絡が来ない。
タイミングのすれ違い。
昔なら「そんな時もあるわ」と流していたのに、すごくすごく気になってしまった。
心が不安定。不安が占める。
ひいては、「前より好きじゃなくなったのか」との邪推まで出てきた。

この不安定さの一因は、「運命に恋してしまっていた」こと。
その幻想的なヴェールに包まれたことにより、「運命的でないこと」(よく考えたら何やねんそれ)にショックを受ける。

そして、不安定さのもう一つの要因がある。
それは、「結婚の話を始めたこと」だ。
7月から、生活費の負担の話とか、お義父さんへの挨拶の話とか、具体的な動きに関する話をしていた。
生活費については俺の経済力のなさと向き合わないといけないし、お義父さんへの挨拶はそんな俺が認められるのか?という、ダブルで自分の自信のなさ(コンプレックス)を刺激されていた。
日程も決まらないうちから緊張してきて、仕事中もあれこれ考えてしまうようになっていた。

そう、2つ目の要因は、結婚に対して俺がビビってること。正確には、彼女やお義父さんに対して、自分のダメさが露呈されて、認めてもらえないのではないか、という恐怖。
そこには、「結婚」に対するポジティブなイメージがあまりないことも遠因かと思う。
そんなに楽しいものか?という感覚が昔からある。

まとめると、「運命に恋してたこと(が剥がれてきたこと)」と、「結婚への自信のなさ」が相俟って、ここ2週間の「心の不安定さ」が顕現している。
そのタイミングで彼女の仕事が多忙になって連絡取れなかった(会っても疲れてた)もんだから、不安定さに拍車がかかった。
構造としては、そんな所だろう。

間違ってはいけないのは、彼女が多忙なのが原因ではないこと。
そんなことは、今までもこれからもあり得るのだから。


そろそろ、「運命に恋してた」時期から脱皮して、2回目のお付き合いを始める頃と捉えることにした。
現実の、自分自身と、相手自身を見つめて。
現実の、2人の将来のことも考えて。

だから、3月の怒涛の運命に流された中でのお付き合いじゃなく、現実を共に重ねていくお付き合いにシフトして、改めて関係を築いていきたい。