どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(みうらじゅん リリー・フランキー:扶桑社)

お正月はフワ〜と楽にいきましょう?!
ということで、この本です。

二人が(おそらく)居酒屋で語っているであろう、とりとめもない感じがよいです。


肩の力抜けますよ。

大笑いするところも多いのですが、そこはぜひ本を手にとってお読みください!!



本文の略称は

M:みうら氏
L:リリー氏

です!










…………
P214
L:たしかに、酷いことばかり選んで生きれば、死が希望になるかもしれませんもんね。やっと死ねるーって。


M:そう考えると、死ぬこと自体は怖くないんですよ。死ぬときに伴う痛みと、死ぬ前にやり残したことがあるのが恐いだけでね。




L:今、死んだらちょっとなあ、っていう

思い残しが怖いんですよね。




M:折角生きてるんだからって、わかってるんだよね。10代のころからわかってて、わからないフリしてるのが青春ってやつでさ。本当はモテない原因とかもわかっているのに、わからないフリを人のせいにして。でも、哀しいくらいに人って自分の周りに起きることをわかっているもんだよね。動物のなかだけで人間だけが死ぬことをわかってるもんだよね。わかってて生きてるって苦行てすよ。




L:ある程度年齢がいくと感覚って変わるじゃないですか。オレは、親が死ぬのを目の当たりにして、死に対する恐怖って和らいだんですね。身近な人があっち側にいる安心感で。


でも、死から逆算して今度は焦りが出てくるんですよね。あれもやってない、これもやってないって。死への恐怖より、生きていられる時間が足りないことへの恐怖のほうが大きくなる。




M:年をとると「今が大事」とかって言うじゃない。わかっちゃうだよね。それが。




L:で、それがわかっちゃうと、

飲んでばっかりいるようになるんですよね。

今を大事にするあまり(笑)。











…………



ああ、すごくよくわかります


先輩方がこのように、軽〜く、さらっと

死を語っているのがカッコいいです。




ということで、(どういうことで)?

今日も朝から飲むぞ〜!!




(訳あって私は最近お酒を飲んでませんが、

朝からハイテンションで行くぞ!!という心持ちなのです。)




成人の日ですね。

皆さま、グラスを高くかかげましたか?

皆さまのご健勝を祈念して





カンパーイ!!




新成人の皆さま、おめでとうございます! !




今年もよろしくお願いします。