SULEBOX LIFE STYLE

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1日1回心躍ることしようプロジェクト

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3min(インスタでは1min) ----- 幼い頃というか若い時は感性が強くて内側にキラキラしたものをたくさん秘めているのだけど、その吐き出し方がわからず周りに伝えることができない それを言語化して周りに伝えることができるようになった頃には、既に内にあったものの大半が失われてしまっている これはジャンルを問わずモノを生み出そうとしている人のジレンマだと思う(好みなのだけど、どの作家の小説も初期作品に好きな物がおおい) . 知識や経験を積んでいいものになるということもあるけれど、それは別次元の問題、ある時期にしか生み出せないものという物はたしかにある ぼくが20代の頃に書いた文章にあった煌めきは、たとえばいま書いているこの文章にはまったく存在しない 感性のギャップは言語の違いと似たようなところがある、感性の強さの異なる人同士で会話の深いところは通じない、若い世代と熟年の世代とでぶつかる要因の一つはそこにある 自分もむかしは百貨店やアートフェアで展示とかダサいなんて思っていたのに、今ではふつうに出展してる . 世界的なアートフェアに出展されている作品は理論もブランディングもしっかりしてるしスケールも大きくて圧倒されるしやっぱりすごい、でもなんていうかうまく言語化できないのだけど、煌めきというか、切なさというか、胸を締め付けられるようなものは、むしろ小さなグループ展とかカフェで適当に展示されているようなところ、もっと言うと展示すらしないで個人的につくっていたり、道端に捨ててあるようなものの方が感じる割合は圧倒的にたかい 帰った後もしばらく、よく分かんなかったけどあの体験はなんだったんだろうって思い出すあの感覚のこと . よく日本人はアートに対して “好きなようにつくる” という自由思想が強すぎて海外では通用しづらいと言われるけれど、たしかにそれは現代アートの中でスケールしたり仕事につなげたりするにはあまりにも言語化が足りていないのだけど、ことアートの絶対的な価値を高めるためにはそっちの方向の方が近道なのかもしれない(つまり先に吐き出し尽くしてあとで整えるって方) いまの現代アートは言語化に優れた作品に評価が寄りすぎていてぼくにはつまらない思いつつその中にいて、でもだからと言ってそれをくつがえすほどのものも生み出せていないというジレンマ。。昨年末から続いているアートに対するフラストレーションや迷い等々はその辺りに原因がありそう . さいきん音楽とか映画とかではそういう感覚の優れたものが評価されはじめていて、本来なら現代アートの方が率先してそっちの方向にシフトしなければならないのにって思う . #art #doodle #drawing #illustration #design #ink #pen #sketch #painting #illustagram #creative #artgram #イラスト #ドローイング #スケッチ #アート #ファッション #クリエイティブ #シュール #sulebox #meditation

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