「北の住民に拉致情報を」脱北者ら訴え 都内の集会で

6月7日7時57分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090607-00000064-san-soci
 拉致被害者家族の支援組織「救う会」は6日、東京都港区で集会を開き、北朝鮮から韓国へ亡命した脱北者らが「北朝鮮内では拉致問題が知られていない。北の住民に事実を伝える努力が必要」「国際的連携で北朝鮮への圧迫を強めるべきだ」などと訴えた。

 脱北者らは、北朝鮮向けラジオ放送を続けている韓国の「自由北朝鮮放送」のメンバー。

 チョン・カリム記者は「北にいたとき拉致という単語も、日本人被害者がいることも知らなかった」と証言。金大成(キムデソン)局長は「核実験やミサイル発射に国際社会の関心が集中しているが、拉致被害者を守るためには、みなさんが声を上げ続けることが必要」と指摘した。