拉致「休みない対応を」=6カ国協議説明受け、家族会代表

12月18日18時36分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081218-00000152-jij-soci

 北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表(70)は18日午後、北京で開かれた北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議について、斎木昭隆外務省アジア大洋州局長から内閣府で説明を受けた。

 同代表は終了後、報道陣に対し、拉致問題が進展しなかったことについて、「また今年も駄目だったかという思いはある」と話し、「総理や政権が変わっても休みなく対応し、何かあれば逐一、家族に報告してほしい。そうしないとわれわれ被害者は生殺しになり、それが一番怖い」と訴えた。

 斎木局長からは家族への謝罪の言葉があったとし、「6カ国の枠組みだけでは先が見えない。別の手段、対応ができないのか質問したが返事はなかった」と話した。