北朝鮮向け短波「しおかぜ」、22日に無線局免許交付
3月20日11時18分配信 読売新聞

 菅総務相は20日の閣議後の記者会見で、北朝鮮による拉致問題の解決に取り組む「特定失踪(しっそう)者問題調査会」が北朝鮮向けに流している短波ラジオ放送「しおかぜ」について、22日付で無線局の免許を交付すると表明した。

 「しおかぜ」は、2005年10月から、英国の放送配信会社に委託し、毎日2回、特定失踪者の家族が書いた手紙の内容などを放送している。菅総務相は、「(免許交付で)日本から安定的、継続的に情報を発信できる。拉致被害者に希望を強く持っていただきたい」と述べた。  

最終更新:3月20日11時18分

 しおかぜの放送が、遠い北朝鮮の拉致被害に遭われた方々の耳に届いているように、希望を持って生きていてくれているようにと祈っています。

                          ~(編)奈良野鹿子~