これは、とある鎖国国家の話。
○醜女島制度
【醜女島制度】
15歳以上の男子に義務付けられる制度。
毎年、各市町村の人気投票で上位になったものが
孤島【醜女島】に島送りにされる制度である。
【醜女島】
美しい珊瑚に囲まれた孤島。
しかし、この島の島民は呪われたかのように醜い容姿の
女性ばかりが生まれる為、そう名付けられた。
40年前に出来た醜女島制度により毎年イケメン、モテ男が
送られる事になった。島の周りには国の駆逐艦が巡回しており
脱出は不可能とされる。
毎年、送られる男子以外にも国家の【醜女基準】を満たした女性は
醜女島に送られる。
【醜女基準】
性格、地位等は一切、考慮されず、容姿のみで選別される。
○醜女島組織
【醜女島元老院】
醜女島で地位を持つ女性達が作った統治機関。
実質、醜女島での支配者達であり、その政策は基本的に彼女達の
醜女島での地位を保つ為にある。
40年前の制度設立の際、国に協力した醜女達が主となる。
【醜女島レジスタンス】
後から醜女島に送られた女性及び外の世界に憧れる醜女島民によって
作られた国家及び元老院に抵抗する勢力。
【男根村】
40年前、最初に醜女島に送られた男性が作った村。
長老が40年という長い年月をかけて醜女達を説得し一定の地位も持つ現在の姿となった。
島送りにされた男達が醜女島にゆっくりと馴染む為に作られたとされるが
実際はどうしても醜女が受け入れられないイケメン、モテ男が暮らす。
寂しさのあまり同姓に走る傾向が見られ長老も頭を悩ませている。
【醜女教】
島送りにされると同時に元老院に捕まり調教された為、醜女を神と崇める
狂信者達。元老院に服従し、自分達と同じ目に合わなかった男根村の住人に
強い恨みを抱く。元老院に逆らうものには暴力行為も厭わない為、非常に
危険な存在とされる。
【虚ろ】
元老院の調教、または醜女島に耐え切れず精神が崩壊した者達。
普段は虚ろな目で呆然としているだけだが、強い刺激を与えるとかつての
記憶を取り戻したかのように短時間ではあるが話が出来る。
○登場人物
【ヨーイチ】
本編の主人公。
冴えない眼鏡男子。
市長一族の策略により醜女島送りにされた可哀想な子。
やる時はやるタイプであるが思考が少し人とはズレている。
醜女島を出る為、レジスタンスと協力し元老院打倒を目指す。
このまま三十歳になると魔法使いになれる。
「俺は芸能人を彼女にするんだっ!」
【ダニエル】
田舎育ちのクォーター。
フツメンだが田舎で人口が少ない事、鎖国国家では珍しい
クォーターである事から醜女島送りにされた可愛そうな子2。
奥手で弱気な性格であるがヨーイチに誘われ諦めていた
醜女島脱出を再び目指す。
このまま三十歳になると魔法使いになれる。
「ネズミーランドに女の子と一緒に行くんだっ!」
【長老】
最初に島送りされた男性。
穏やかで誰にでも優しい真のイケメン。
島送りにされたイケメンの為に男根村を作った人物でもある。
国家や元老院ともある程度の交渉が出来る。
醜女島制度に何らかの関わりがあるとされるが過去の事を
聞いても悲しそうな顔をするだけで決して話そうとはしない。
「沙代子、、、私は、、、。」
【ミスター】
自称イケメンのオヤジ。
誰がどうみてもイケメンではないが自称イケメンと言い張り
仲間達【イケメン、モテ男】を救い出す為、醜女島へと潜入した。
潜入の際、国家の駆逐艦3隻を撃墜、そして追ってきた国防軍に
壊滅的な被害を与えた恐るべき勘違い男。
もう既に魔法使い。
「俺はミスター!見ての通り、ただのイケメンだ。」
