世間を騒がせてる諸問題に、個人的な考えを。
第一回は、まんだらけの窃盗犯画像公開について。
法学部出身ということもあって、こういう法的な話は気になって仕方が無い。
ニュースに対する、世間の反応が想定内ならあまり気にしないのだが、これは、ちょっと、と思った。
ネットのどこを見ても、画像公開を是とする意見が大多数。半々に分かれると想像してたので少し驚いた。もう少し冷静な意見が多いと思ってたのだ。
私は、公開には大反対。こんな金銭だけの犯罪者を公開するなら、それより先に婦女暴行犯やら傷害犯のほうが悪質で罪も基本的には重いのだから、優先順位からしておかしい。
まあ、そういう議論をするとどこまでも脱線してしまうので話を戻すが、画像公開というのは完全にアウトである。警察でさえ、相当重度の犯罪にしか公開捜査には踏み切らない。犯人かもしれない、というだけで公開してしまうのでは、中世で行われた魔女狩りと何も変わらない。恐怖心で犯罪を抑止するのは抑止する側が能力低いか、善悪の区別がつかない者がとる行動。結果オーライという人は、警察の冤罪は笑って見過ごして下さい。批判する資格が無い。
それよりも、一番の問題は、軽微な犯罪だと警察がまるで動かないという点。
このケースはメディアが騒いだ為に警視庁まで動いたそうだ。私自身、昔、ドロボウに入られ、家財総額80万円(警察の査定なので実際は200万くらいの被害)にあったのだが、調書取られて無駄な時間を取られ、いまだ犯人捕まらずだ。まんだらけだけあんなに捜査員を動員して、たかが26万円で、なんか不公平でしょ?
捜査原則というのがあるらしく、被害状況でどのくらい警察が動くか決まる。それで判断すると、まんだらけのケースは実際は警察は何もしないのが妥当だ。
たった一つ、対処法があるとするなら、犯罪被害者救済法で、被害額を国が負担することだ。
国は、その赤字分は必死で犯罪者を捕まえて賠償させるとよい。26万円を国が賠償してくれたならまんだらけも暴走しなかったのではないか?
すべての犯罪に価格設定してしまえばよいのだ。強姦は3千万円、暴行は全治日数かける300万とか。国が責任もって犯罪者から回収して下さい。
これ以降、同じケースの話題は多発するだろう。本来なら動かない警察が、メディアに騒がれ動くという状況が当分続く。メディアに相手にされない被害者は無視されたまま。
どっかの大臣は言いました。”しょせんかね目でしょ” おしまい。