今年の降雪量の少なさに、露地栽培のイチゴの苗が土壌の凍結で
ほぼ壊滅状態になりましたが、それでも、春に芽を吹いてくれた苗が
数本生き延びていて、追肥だの水やりだのと手厚く世話をした結果
花を咲かせてくれて、少量ではありますが結実もしてくれました。
一時期は、気温も上がり生育に期待をしましたが、これまた低温の日が
長く続いて、大きくなりかけた実も、いつまでも赤くならず、他の実には
病が付いて死んでしまった物もあったりしながら、本日ようやっと1個の
イチゴの実から食べ頃サインが出たので、恐る恐る収穫を行いました。

やはり、アリに少し囓られた
形跡がありましたが
深い傷ではなく食べられる
実であることを確認して
さっと水洗いをして一口パクリ
ん、味は酸味と甘みが濃くて
とても美味しいと思いました。
あっ、アレを忘れるところだったと、アレを出して初測定をしました。


測定のために、果汁を少し出してスポイトで吸います。
実全体をすり潰して成分を均等にして、数値を計るのが基本でしょうが
貴重な一粒なので、食べて味わいたいので中間部分の果汁を採取しました。

なんとも残念な糖度です。
味は濃いんですが
糖度自体は低いことが
測定した数値で手に取るように
ハッキリクッキリとわかります。
初収穫のイチゴ、糖度4.5度
低温が続いたからでしょうね。
まだ小さいですが20個ほどの実が付いていますので、残りに期待です。
欲を出さずに、一般的なイチゴの糖度と言われている10度になると
嬉しいですが、こればかりは気温と天候に左右されますから祈るのみです。
ラフランスは順調に、身を大きくさせているようでした。
そろそろ、ナシシンクイから小さな実を守らなくてはでしょうね。トホホ
しかし、時間がないのでどうなる事やら先が思いやられます。トホホ
おわり