原子力発電所の新たな建設をやめていたアメリカでは、原油価格の高騰から
再び電子力発電所の新たな建設に向けて、アメリカ政府が動き始めた。
日本国と同じ様に、数百万年もの間だ毒性が消えない、核のゴミ問題を未来に
先延ばしにした侭の形で、政治家などに贈られている電力会社や財閥企業からの
巨額な献金などの力が働き、地球温暖化などの格好の説得材料も利用しながら、
建設再開も”しょうがない”と、世論が動くように誘導しながら、体裁良く
彼らの利益を確保する為に政治家達は動き出している。
ノーモア スリーマイル、ノーモア チェルノブイリ、ノーモア ふげん
原子力発電所の安全神話など、もう完全に崩壊しているのにも関わらず、まだ原子力と言う
パンドラの箱であろう開けてはならぬ蓋を開けた侭で、人類滅亡へと導く程の恐ろしい魔力に
人々は惑わされながら、自ら達の生命の危険と引き替えに、なに不自由ない快楽を得たい為に
造られて送られては捨てられ続けられている、無駄が多い電力を言い値で買わされ続け
彼らの策略にまんまと誑かされ填りながら、隠ぺいと悪意だらけの組織を完全に信用し切り
何があっても自分には影響がない、死ぬことはないだろうと、楽観的な観測を続けながら
全ては他人事であり、自分には関係ないねと、アホ面を晒した侭の者達は、都市部から離された
核施設を指さし鼻で笑いながら、まだ使い放題を夢みて優雅な生活を営もうとしている。
一度でも快楽を覚えてしまった人間は、もう後戻りが出来ない状態になり、その欲望の奥深さに
人類滅亡に向けてカウントダウンが始まったのかと、恐ろしくなる程の危機感を感じている。
チェルノブイリの爆発事故で、大量の死人が出ているのにも関わらず、全ては他人事として
静観している愚かな者達は、事故後に撒き散らかされたあの魔の放射能の影響で
何人の子供達が死んでいったのか、今も白血病で苦しんでいる子供達が、どれだけいるのか
そんな事は、全くお構いなしで、自らの欲望を満たす為だけに、原子力発電所建設容認に向け
その醜き心を動かしているのが明らかに見えている。
低脳の指導者を持つ国家は、いずれは滅びるのであろうが、そんな国の巻き添えはだけは
御免だが、そう言う低脳な指導者は、巨大国家の権力を使いたがり、世界中を巻き込みながら
軍事力やその他の力を誇示したがるものだから、輩らに道連れにされても、”しょうがない”
と、日本政府の大臣や官僚、総理大臣などは、アホ面を晒して呆気なく言うのだろう。
彼らの口から出される全ては人民のため国民の為という、あのまやかしの言葉に
多くの者達が真剣に考え疑問を持つ事が、人類滅亡の危機から我が身を守る事になり
他人の命も同時に救って行くのだろう。