雨が降らないので、今年は不作だと落胆していましたが、ようやっと雨が続き
ホッとしたのも束の間、台風までもやって来ると言う激変の始末にちょっと困惑気味
地域差があまりなくなったあの蒸し暑かった変な夏も、さようならと別れを告げながら
少し冷たい風を引き連れ、ちょっとばかり甘い味が付いた雨を、黒い雲に乗せては運び
皆を困らせてしまってごめんなさいと、ペコリと小さく頭を下げながら、皆の所へ謝り歩き
ポリポリと頭を掻きながら、その戯けた顔は、いたずらっ子
来年も来るから宜しくと、皆にほんの少しのお礼に、魔法の雨を雨を野に山に降らせ
落葉の葉も少しばかり色を変え、美味しいキノコを生えさせてくれるのでしょうね。
たっぷりと、たっぷりと
お腹が膨れた眠くなったなら、やがては風の又三郎がやって来て、ふぅと風を起し
山々の赤や黄の葉を落としながら雪に埋もれ、白く重い雪に覆われながら保存され
温い春がくればやがて虫や菌が湧いて出て、じっくりと熟成されながら土に戻り
春の雨に包まれ流れ出し、川に住む生き物や海に住む生き物たちの、大切な肥やしとなって
数多くの生き物たちを育んでくれる。
自然は全く無駄のないリサイクルシステムなんだけど、自分達が生きる為だけに
山の奥に砂防ダムや、川の流れを変えてしまうダムなどの、システムを阻害する
人工物を創りたがる、欲を長けた人間達に、とうとう山も禿げ山にされながら
異常気象だから、節電だ、完璧なものは原子力だと、わあわあと騒ぎながら
結局は欲望が渦巻く経済が優先で、なんにも変わる様子もなく
政治家は、今も人々を誑かしながら金を集め、国庫から金を吸い上げながら
おまえらどれだけ太れば気が済むのだと、大声で叫びたくなるぐらいに私腹を肥やし続け
上の者がそうだからと、その手下というべき役人達も真似をし始めて、隔離された組織
秘密厳守を良いことに、人々の目を誤魔化しては、他人の金を盗み取り続けながら
ある者達は、人々の金でタクシーを乗り回し酒を呑み回り、正義感のない者達はその者達を
取り締まれと告白もせずに、その者達の横領と着服に手助け続け、正にそれは同罪であり
呑んだら乗るなと、子供達に言われても、直ぐに酒を呑み車を運転しては人を跳ね殺し
着服、横領も含めて、どうもすみませんと謝れば済むかの様に、全てはまあまあなあなあで
許されながら、極悪非道な罪すらからも悉く逃れながら、今も、三食昼寝付の労働環境下で
高額な給料を貰い続け、天下りに渡り鳥生活者は、問答無用と声を掛け
日本刀で叩き斬りたくなるような、本当に我が国の政治家と役人の腐敗ぶりには
諦めの溜息が出るほど虚しい感情が湧いて出る。
山々にいらっしゃる、それぞれに住む山ノ神も、すっかりあきれ果てているでしょう。
その内に、怒りが爆発して人々を滅ぼすかも知れません。
突然に命を取られても、今まで裕福に暮らしていた人は、それでも悔いを残さずに
山ノ神の怒りを受けても良いのでしょうが、働いても豊になれない頭の悪い馬鹿どもは
今まで良い思いをせずの侭で、なんで自分はと悔しい気持を残した侭で
この世に深い恨みを残しながら、その一生を終わらせてしまう事でしょう。
お情け頂戴で問題になっている、働く貧困層と位置付けられている者達
その本人達にも大きな問題があるようです。
人任せは、兎に角、流れに逆らえない立場なのです。
自分が選んだ道なのですから、とことん突き進めば良いでのしょう。
人々は、可哀想だとか、そんなお情けは無用なのです。
彼らを甘えさせてはいけないのです。
泣き言なんて聞きたくありません、お情け頂戴など、言語道断なのです。
労働を金に例えた、右や左の旦那様みたいな、物乞いと変わらないとは思いませんか
身体に障害を持つ者、予期できぬ会社の倒産で職を失う者達、高齢でありしかも年金を
貰えない者達、そのような人々が、単純労働でも良いからと職を探せども
働きたくても、働く職場がない者達が溢れながら、貴様らフリーターや契約社員達は
彼らから職を奪い、そして飢えさせながら、それが生まれたのは、他人事なのだとだと
全くの他人事として済ませてはいませんか、その根本を創ったのが貴様らなのです。
弱い者はズルイから弱い者を喰い物にする。そんな世相は、力の弱い女性を狙った
変態監禁魔がその凶悪な顔を世の中に多く出没させながら、力の弱い者や女性などは
日中でも道路を一人では歩けない様な、治安の悪化を招きながら、日常生活まで脅かせる
極悪犯罪が巷に増え始めたのは、人任せにしていた人々の無関心さ、人々の無責任さ
人の心を失い行き過ぎた利益追従の経済活動などから、鬼畜達が多く出て来る環境を
育ててしまった結果なのでしょう。
労働条件をとやかく言うのなら、会社組織の一員となりなさい。
労働組合を作ったからと言って、貴様らの我が儘は通らないのです。