自分は、七夕にはとても縁のある人間だ、生彦星と言っても過言ではないかも知れない。
毎日遊び呆けて、ついに罰が当たった、モロ生彦星、その時生織り姫は、悲しい目をして
涙をボロボロ流し悲しんだっけ、一年に一度だけ逢うことが許されている
Milky Way 天の川の岸辺で、晴れることを待っている、あの二人がとても羨ましい。
笹の葉 サラサラ 風に乗り微かに七夕の歌が聞こえて来ます。
カムパネルラとジョバンニが、遊びに来たようです。
先生の声がして「ではみなさんは、そういうふうに川だと云われたり、乳の流れたあとだと
云われたりしていた、このぼんやりと白いものがほんとうは何かご承知ですか。」
途轍もなく銀河を旅したくなった。
「カムパネルラ、僕たち 一諸に行こうねえ。」
うん その話は知っている だから 振り返らない
だから寝たふりをして朝まで目を閉じていよう。